うたのすけの日常

日々の単なる日記等

豊洲市場の地下空間を推理する

2016-10-01 10:58:16 | 新聞記事から

 豊洲市場の建屋の地盤が盛り土されずに地下空間が、いつの間にやら完成してて、そこに水が溜まって問題になっている。地下水か雨漏りかと論議姦しく、いつ、誰が誰の指示で行ったかは現時点で明らかになっていない。おまけに何の目的で作られたのかも判然としていない。築地からの移転が検討されて、東京ガスから莫大な金額で購入したものである。
 直後その跡地から有害な化学物質が検出され、またも莫大な金をつぎ込んで土壌の入れ替えを行って、やっと移転にこぎ着けたのだ。しかし新知事登場で話がもつれる。誰にも寝耳に水の地下空間の出現、そしてかなりの溜まり水が確認されて移転中止がいつ解除されるか前途不明が現状である。
 何でこんな事態になってしまったのか。ど素人の小生が推論するので、退屈しのぎに嗤って読んで欲しい。東日本震災で、あらかた汚染土壌の入れ替えが東京ガスによって実施され、都の検査でも汚染は基準以下に押さえられたいた土地の一部が液状化し、地下水が噴出する現象が起きた。
 ここで石原元都知事の言動が浮かんできた。石原氏はマスコミの質問に先手を打って、寄る年波でその経緯はよく覚えておらず申し訳なしと頭を下げ、真相究明には協力すると都知事にすり寄っている。このこと自分に都合の悪いことは年のせいにして誤魔化す。小生もよくやる手だ。「ええ、なにと」とぼけてしまう。建屋の下にコンクリートの箱ものを、作れと言ったとか言わなかったかの石原氏の発言はその時点で立ち消えになっている。
 元々豊洲移転は石原知事時代に始まったことで、地下空間の存在を知らぬ存ぜぬで通る話ではない。石原氏も土壌の全面入れ替えにかさんでいく費用に恐怖を感じてきたのではないかと小生は推測する。しかし後々地震で液状化した場合、建物の被害は免れない。そこで石原氏とは言わぬが、都側は建物の下にクッションを造り、液状化をそこで押さえる。そして噴出した有害物質を含んだ土壌を外に運び出す工事に転換したものと思う。そのためのショベルカーの出入り口もつくっている。
 都側としては考え抜いた工事ではなかったのか。誰が指示したとかしなかったかとか、誰がやったとかやらなかったとかの次元ではない。一日も早い移転を目指して知事も都も議会も協力して前進すべきである。


舛添調 草津節

2016-06-08 02:58:18 | 新聞記事から

 日本良いとこ
 一度はおいで
 あ、どっこいしょ
 金を掠めて
 こーりゃ
 何とかなるよ
 ちょいなちょいな

 尻が割れても
 返せばいいと
 あ、どっこいしょ
 開き直って
 こーりゃ
 白ばっくれる
 ちょいなちょいな

 お医者様でも
 草津の湯でも
 あ、どっこいしょ
 セコイ根性は
 こーりゃ
 治りゃせぬよ
 ちょいなちょいな

 そんなセコサも
 治せば治る
 あ、どっこいしょ
 小判抱かせて
 こーりゃ
 黄金風呂に
 ちょいなちょいな

 湯河原良いとこ
 一度はおいで
 あ、どっこいしょ
 公用車(車)使って
 こーりゃ
 これも仕事さ
 ちょいなちょいな

 常識品性
 無用とばかり
 あ、どっこいしょ
 適切ですよと
 こーりゃ
 とぼけて逃げる
 ちょいなちょいな

 偉いよお主は
 見上げたもんだよ
 あ、どっこいしょ
 針のむしろも
 こーりゃ
 頭下げてりゃ
 ちょいなちょいな 


大気安定に向かうのか

2014-09-12 10:39:50 | 新聞記事から

 北海道に発令された特別警報はどうやら解除となったが、このまま大気安定とはいかぬらしい。引き続き警戒が必要という。北海道がこんな大雨に見舞われるなんて、大雪なら話は分かるが大雨なんてといったところてある。
 ところで昨日の新聞記事であるが、大きく「北海道大雨87万人避難勧告」とあった。主に札幌、岩見沢などだがびっくりである。

 避難指示ではなく勧告ではあるが、気象庁も気象情報でも担当者は常に早めの避難を、いわゆる自主避難をすすめている。それで今回の87万人に避難勧告と言うがである。この勧告に従って87万人が一斉に避難したらどんな事態になるのだろうと、つい要らぬ心配をしてしまう。

 87万人、民族大移動といった現象が突発するわけで、はたしてこの膨大な避難民を収容する避難所が用意できるのか、できているのかといった心配である。小生さきの大震災の時2日間避難所暮らしをしたのだが、水道電気が停まっていて暗いのはともかくトイレには往生した記憶が、いまでも生々しくよみがえる。
 なにしろ今回の87万人といった人数である。87万人が気を揃えて一斉に避難行動を行ったらいかなる事態が起きるのか。


時は目まぐるしく過ぎて行く

2014-09-04 11:24:09 | 新聞記事から

 今日も昨日も新聞テレビと次々とニュースを発信している。仔猫に振り回されて悲鳴を上げている場合ではない。国内で言えば広島の土石流の行方不明者の捜索が、後2人といったところで頓挫している。二次被害の恐れで数度捜索が頓挫させられている。これも致し方ないことで、なんとか大気の状態が落ち着いてくれることを願うしかない。あの膨大な土石の量を見せられては、捜索陣の奮闘に頭が下がる。

 海外のニュースではイスラム国がアメリカのジャーナリストを、またしても残虐に処刑している。ウクライナではロシアが堂々と本格的に介入、EUも制裁強化を飛び越えて臨戦態勢といった鼻息で、どこもかしこも大戦前夜といった雲行きである。イスラエルのガザ地区では戦火は一応おさまったものの、ガザの惨状は目を覆うばかり。復興に20年を要すと言う。まさに人間の愚かさを目の当たりにしたと言える。

 話を日本に戻せば、昨日第二次安倍改造内閣が発足した。組閣について悲喜こもごもの裏話が添えられているが、とんと興味はない。
 組閣を終えての記者会見でアベ総理。自画自賛もここまで徹底すると、落語を聴いているような気分になって思わず手を叩いてしまいそうになってしまった。手拭と扇子を持ってすれば大向こうから声がかかっただろうに。

 

 


うたのすけの日常 読売の「人生案内」欄

2013-11-23 11:11:47 | 新聞記事から

                   割とこの欄は愛読している

 今朝の読売である。相談には刮目しそして吃驚仰天、そして泣けてきてしまった。回答者が小説家である出久根達郎氏の回答が、こちらの身に染みて涙を誘ったのかも知れない。
 先ずは40代の男性から相談をかいつまんで記せば、母親と金を出し合って買った車を、母親がバンパーを傷つける事故を起こす。母は謝罪の一言もなく抗議すると逆に切れて、細かいことは言うなと言わんばかりの剣幕であったという。車は2人で買ったものであり、半分は母のものであり、半分は私の車であるという。
 自分のミスを棚に上げ、言い訳ばかりに終始する、未熟な母親を納得させるにはどうしたらよいか、教えて下さい。ざっとこんな相談である。
 回答者は、落語の「厩火事」を例にとって見事にさばきます。落語の内容は孔子の大事にしていた白馬が火事で焼死する。弟子たちが帰宅した孔子に謝るが、孔子曰くである。「孔子はそれに触れずに弟子たちの無事を確かめ安堵したという噺である。そのあと髪結いの亭主としっかり者の女房の話になって笑いを誘うのだが。
 出久根先生は諭します。「あなたは母の怪我の有無より、車の傷を心配した。それは違うでしょう、母がキレるのも当然です。あなたは母より車の方が大事なのですか。…………あなたが自分の金で買った車というなら怒るのは当然でしょうが、それでも普通は母の運転をとがめるより、ケガをしなかったかどうかまず先に尋ねます。違いますか?違うというなら……私はもう何も言いません。」
 先生の優しい物言い、それに反して年甲斐もなく小生はキレた。四十面を下げた男が、母親と半々に金を出して車を共有するなんて聞いたことない。シッカリしろと怒鳴りたくなる。借金してでも買って母に使ってもらえないのか。自分のことが淋しくならないのか……と。


うたのすけの日常 世相

2013-10-04 13:36:23 | 新聞記事から

                  三面記事が賑やかである

 賑やかなんて穏当ではないが、とにかく次から次と飽くことを知らぬ事件の続出である。中でもおぞましいのが宮崎での事件で、知人女性の遺体切断遺棄、容疑の男女3人逮捕。どうやら、どろどろとした男女関係のもつれから起きた事件らしい。
 そして次なるは男児死なす男を逮捕、2才長男を京都は近所の河川敷でたたきつけてとある。身の毛もよだつとはこのことである。次に5才虐待死、母に猶予判決。東京地裁裁判員裁判で「社会生活で更生を」とある。一方長男虐待容疑31才母を逮捕、横浜でのことでわが子を虐待する親の予備軍わんさといるらしい。
 悪徳弁護士も後を絶たない。元弁護士殺人容疑で逮捕、昨年11月刃物で兄を刺す。そして弁護士ら土地取引詐欺で逮捕される。余罪50億円かと?。となれば不公平にならぬようにか、福岡県警警部が、公用車通勤で手当てなど不正請求とある。
 警察がそうならと大学も負けてはいない。大学の先生の女子学生に対するセクハラなんてニュースにもならないが、バランスを取るために挙げれば、立教大教授が覚醒剤使用容疑で逮捕される。
 まことに賑やかなことである。


うたのすけの日常 新聞記事から一言

2013-09-22 06:57:13 | 新聞記事から
                   昨日の読売の朝刊です

 一面に高所得者 介護保険2割負担に 厚労省方針 高齢者の20%該当と大見出しである。これが結構なことかどうかは議論の的になるだろうが、解説では公平性を確保、保険料上昇抑止のための施策とある。
 医療費の赤字に加えて介護保険も、この先運営が困難となるのは目に見えているわけで、急遽高齢者の懐に食指をむけたわけである。医療保険や介護保険制度が崩壊したら真っ先に困るのは年寄りであり、その身内である。転ばぬ先の杖というわけで、何とかせねばならぬは道理であって、高齢者も富裕層、そして高所得者は相応の負担は致し方ないものと理解するのではないだろうか。
 そうはいっても小生夫婦は、該当する20%には遠く及ばない低年金、そして蓄え0といった状態であるから、気にしないと言っては素っ気がないわけで、いささか肩身の狭い思いである。
 小生若年のころより宵越しの金は持たぬといった生活の繰り返しで、現時点では娘夫婦の家に身を寄せているわけで、何となく暮らしている状態で、早い話がその日暮しである。逆さにして振っても鼻血も出ない状態であっても、別に威張るわけではないが、死に金だけは辛うじて確保しいるから現在のところ怖いものはない。
 夫婦して年金から介護保険料も医療保険料も天引きされていて、それがいかほどのものか見向きもしないでいる。
 幸い二人して80を越えてはいるが、介護保険の世話にはなっていない。そのくらいの取柄が無くては、高所得者の仲間に、また若い人たちに申し訳ないと日頃思っている。
 これからは節約を信条として、貯蓄に心がけようと決めている……。コレ世迷言という。  

うたのすけの日常 敬老の日

2013-09-14 08:06:16 | 新聞記事から

                    敬老の日を控えてか

 厚生労働省の発表である。何と100才以上の高齢者の人数が前年より3021人多い54397人と発表した。ざっと5万4千人である。これ念のために書き直す。驚きましたよ本当に。何故と問いたくなるが、生きちゃってるのだから不思議がってもどうにもならぬことであり、目出度いのか目出度くないのか、意見の分かれるところであろう。
 むかし子どもは国の宝とか言ってたが、年寄りは国の宝か迷惑な存在かこれまた意見の分かれるところだ。最近若い人たちも堂々と年寄りを支えるための負担が多く、年寄り自身もそれ相応の負担をしてもらえればと述べている。もっともな意見であり、年よりもそうそう若い人たちに抱っこにおんぶでは、いささか心苦しく感じてはいるはず。ハッキリ言って肩身が狭いのである。
 それに追い打ちをかけるのが、年に数回医者に罹った費用を通知してくることだ。健康に留意するようにとのお諭しであるが、本音はあまり医者に罹るなというのであろう。だからといって痛い苦しいは、そう簡単に我慢できるものではない。保険組合の赤字が高齢者の受診で大赤字なのは、ことあるごとに新聞テレビを賑わしているので先刻承知している。
 この記事に関連してか、こんな報告もなされていた。公的医療保険の財源が不足したとき、何らかの制限を受け入れられるかの設問で、医療費の有効活用を患者と医師らが考える「受領者医療保険学術連合会」が、調査したところ、自己負担の増額を容認する回答が45%と最も多かったそうであるが、そのほか、29%が「治療回数の制限」27%が「治療回数の制限」27%が「治療内容の制限」を選んだとある。
 一方、「何とか財源を確保し、現行通りを望む」と、制限や自己負担増を拒む回答も34%もありと。
 「ふーむ」と小生考える。小生の回答はどの辺にあるか。27%の「治療内容の制限」を選ぼう。明日は敬老会、2人に招待状が届いている。
 明日は台風が危惧される。早々に娘は休みなので送迎を頼んでおく。例年は自転車で行くのだが。


うたのすけの日常 殺人事件が続発

2013-06-07 11:33:24 | 新聞記事から
 
 最近というより近年殺人といった凶悪事件が毎日のように、新聞紙上はもちろんテレビでも頻繁に報じられている。女も男も老いも若きも被害者になったり、加害者になったりである。こう数が多くなると時を置いて容疑者が逮捕されたというニュースに接しても、アレ、これいつどこの事件だったかと全然わからないことがしきりである。齢のせいばかりとは言えないと思う。とにかく理不尽な殺人事件が多すぎる。もっとも理屈にあった人殺しなんてそうあるものではないだろうが。
そんな中、それこそ理不尽な殺人事件が先月27日に発生した。そして事件は今月の6日に、昨日のことであるが容疑者逮捕といったスピードで解決したのである。記憶冷めやらぬうちに容疑者逮捕であるから、事件そのものの生々しさはまだ失われていない。まして犯行の起きた場所は茨城県内であり、テレビ報道の第一報に「あら〇ちゃんの住んでるところよ」と、小学校の同級生の名前を挙げて驚くかみさんの声を聞いているのでなおさら記憶は鮮明である。
 容疑者逮捕のニュースは県内版で詳しく報じられていて、事件の理不尽さに言葉を失う。事件の概略は未明に夫婦の寝室に、「忍び込んで」とここは書きたいところであるが、記事は「上がり込んで」と日常風である。男は無言で(おそらく)夫を刺殺する。それも滅多刺し、それで当初憎しみ募る怨恨説が飛び交ったようである。
 男は被害者の妻に、メールや待ち伏せなどのストーカー行為を繰り返した挙句の凶行であった。容疑者は勤め先で妻に好意を抱き、5月には「ぬけぬけと」そう書かざるを得ません。交際を申し込み、当たり前の話妻は「夫がいる」と拒絶しています。この男、自分を何様と思っているのか、世の中の女性はみな自分の一言でなびくとでも考えていたのか。そう女性を甘く考えていたとしたら、とんでもない大馬鹿野郎である。男は犯行の理由として被害者が邪魔だったと自供している。
 被害に遭ったこのご夫婦、殺された夫は気の毒そのものであるが、奥さんもこの先、何の罪とがもないのに世間の風当たりは千差万別で、辛い思いをなされるのではないだろうか。

うたのすけの日常 昨日の夕刊

2013-05-12 06:37:12 | 新聞記事から
               夕刊のコラム「読売寸評」から

 高齢者の医療費の増大に関するお話が載っていた。先ず書き出しは一度も医者にかからない人はいまいということである。そして高齢者なら、病院通いしていない人の方が少ないといった、小生にはいたく心強い結論から始まる。
 高齢化で増える医療費を減らす一案として、麻生副総理がぶち上げたという。年に一度も病院に行かなかった高齢者に10万円あげる、といったアイデアである。確かその昔、組合の健康保険で一年間医者にかからないで、救急箱を頂いた覚えがある。何回も貰っていたはずある。ああ、小生も昔は大病はしたが無病息災、長く元気でいた時期があったのだと懐かしく思う。
 話は続く。そうすれば「ちょっと病院行こうかな、という人が行かなくなる」。そうかな、と小生は首を傾げる。若い人ならちょっとした無理でも利くが、高齢者が恐れるのはほっといて病気をこじらせ、周囲に迷惑をかけることである。転ばぬ先の杖で軽いうちに直しておこうといった算段がある筈である。
 馬の口先に人参をぶら下げる姑息な手段で、高齢者が医者にかかることを自制するとはとてもではないが、すくなくとも小生に関してはあり得ないと思う。10万円抱いて気息奄々と床に臥してるなんて真っ平ごめんである。
 さらにコラムでは、作家で医師の久坂部羊さんの、病院に一定期間かからなければ、運転免許証のように「ゴールド保険証」を発行して保険料を安くするという案を紹介している。ただし、もともと病弱な人が割高な保険料を払うことのないような工夫がいる、と久坂部さんは条件をつけているともいう。そうだろうな。色々案はあるだろうが結局、高齢者の医療費問題は迷宮に入ってしまう。
 コラムでは、1人が生涯に使う医療費は平均2400万円に上ると脅しか、いや強調して、誰もが医師にかかれる国民皆保険を守るために、医療費をどう抑えるか。一人ひとりが考えなくてはならない。としめくくっている。のだが……。