うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけ川柳三昧勝手三昧 その三

2006-03-28 15:34:24 | 川柳



惚けちまえ案ずるよりもそれが楽
古希過ぎて目出度くもなき日々過ぎる
ぐだぐだと正論とごねる酔っ払い
斎場のチラシ見入るメガネかな
年を経て若き日の罪身を責める
毛づくろう親子の猿に春をみる
六畳間屁をこきあって睦む仲
言うことは真ともですることめっちゃくちゃ
これからはトボケテ通す古稀過ぎて
木瓜ですねああ惚けたよと噛み合わず

うたのすけ川柳三昧勝手三昧 その二

2006-03-28 14:18:38 | 川柳
長命を祝って役所は梅の苗
惚けるなら開き直って色惚けよ
古希過ぎて黄泉の眺望確かなり
ひたすらにたまに怠けて生きる日々
惚け封じそれより前に酒封じ
梅の香に老いの臭みもかき消され
老いは見る赤い夕陽の傾ぐ様
年寄りの悪態つくのも生きる糧
先はなしほどほどの酒がなんになる
ほどほどの酒じゃ言えない文句あり

うたのすけ川柳三昧勝手三昧 その一

2006-03-28 11:24:22 | 川柳
古希過ぎていまだ彷徨う男独り
年頭の禁酒の誓い懲りもせず
クラス会ハメマの順で盛り上がり
卒業のアルバム囲む夕げ時
学び舎を巣立って孫はカラオケへ
惚けのそば惚けが寄り添い春うらら
艶も消え皺しみ増えてなにが古希
耐用と賞味が切れて二人居る
二人してぼけるが勝ちと競い合い
ほどほどの酒ですましてなんになる

続続古希かるた

2006-03-28 06:08:55 | 創作かるた
ね 根もない艶聞(うわさ)でもよし
な なんだかんだと説曲げぬ
ら らしからぬいえそれが私
む 昔話はほどほどに
う 嘘も誠もとぼけ顔
ゐ 居ても居なくても不便
の のんびりは老いの坂は許さない
お おしどりの腹のうちを訊きたい
く 苦しみは今わの際にやってくる
や やがて来る日愉しみでもある
ま マル秘印いつ焼こう
け 今日も昨日も変わらぬ不幸
ふ 震える箸二本指なら現役
こ 腰伸ばしさすって歩き出し
さ さりげなく生きる
き キラ星の中の欠け瓦が我
ゆ 夢にも一念発起はせず
め 目もアレもコレもだめ
み 見るも聞くも珍しくなく
し 死に体で憎まれ口
ゑ 絵空事と悟れば悔いなし人生
ひ ヒマが日常で困った
も もういいよ疲れた好きにしてくれ
せ 急いても急かずとももう同じ
す すんなりと行かぬが世間

続 古希かるた

2006-03-27 15:59:18 | 創作かるた
へ へらへらへらと七十年
と トンチキ間抜けと怒鳴りたい
ち 鎮座して睥睨して終わりたい
り 凛とした生き方もう手遅れ
ぬ 抜きん出た才は錯覚
る ルンルンルン老いてはよいっしょ
お お終いだもう打ち止めだ
わ 笑われて呆れられても我が人生
か 甲斐性なしろくでなしの七十年
よ よろよろと歩く姿も様になり
た 立つものは全て羨む秋日暮れ
れ 連綿と反省しきりそれだけ
そ そっと見て仕舞うだけ
つ ついそのと悔やんで終わり

古希かるた

2006-03-27 15:16:00 | 創作かるた
徒然に暇にあかして古希かるたなるものを作ってみます。年寄りの愚痴話とお笑い下さっても結構です。とりあえずからまで。


い いやなこと即逃げる 
ろ 論戦からは身をかわす 
は 恥も外聞もくそ食らえ 
に 憎まれて呆れられて生きてます 
ほ ほっとけほっとけわが身が大事