2月29日 春がまた遠くなりました
テレビを点けると関東地方に雪とあります。この間の暖かさは何だったのしょうか、すっかり騙されて、糠喜びとはまさにこのことであります。
在庫の灯油で今年はもう大丈夫と思っていたのですが、いささか心細くなりましたので、休みでいる娘に昨日買い出しを頼みました。一応4缶買ってきてもらいました。1缶18リットル1490円でした。2月も今日でおわりですから、これで今冬は大丈夫でしょう。それより灯油の値段です。今冬1回目は1缶1380円でしたが昨日は1490円で、110円の値上がりです。イラン情勢から石油の高騰が取沙汰されていましたが、今冬はこの程度の値上がりで収まりそうでなによりであります。
冬の御馳走は、真っ赤に燃える火鉢の炭と、死んだ親父の口癖でしたが、小生も満タンの灯油缶が並んでいないとどうも落ち着きません。因果な性分であります。
常磐線の特急は松戸から朝方、下りが2本あるだけでして、特急で水戸から上るには途中柏で普通に乗り換えねばなりません。それで今回は往復普通車を利用しました。帰りは日曜の所為か松戸でかなりの混みようでしたので、様子を見ながらグリーン車に飛び乗りました。1人1000円の出費であります。それはいいのですが水戸まで行く電車を1時間近く待ちました。取手、土浦と近距離までの電車を何本か見送ります。非常に不合理なダイヤであります。特急なら間違いなく30分に1本組まれているのにです。もっとも松戸には停車しませんが。
車内改札に女性の車掌さんが廻ってきます。同時に小さな箱を持参していて飲み物や簡単なつまみを用意しております。グリーン券は駅で購入するより250円割高であります。席は指定ではなく混んでいる場合は立って行くしかありません。それで混みようによって乗り込む人にはペナルティが科せられる仕組みになっているのでしょう。実にセコイと思います。駅ではグリーン車の混みようは見ることは出来ずホームで普通車、グリーン車の混み具合を判断して利用するしかありません。立っていくのなら、わざわざ高い料金を払うことはありませんものね。
まあそれはともかく、ビールとつまみを買って一安心というわけで、どっかり座ってかみさんと2人で打ち上げであります。
2月27日 久しぶりに松戸へ
「あれから1年 私たちは忘れない 震災復興支援 チャリティ歌謡ショー ~支えよう日本、元気を松戸から!~」
主催 松戸市民劇団 後援 松戸市観光協会 なる催しにかみさんと共に行ってきました。
プロ、アマチュア共々芸達者な方たちの出演で、おおいに楽しんできました。終演後に打ち上げがあったのですが、かなり時間が押していて、残念ながら未練を残しながら水戸へ帰りました。
なお、収益金は福島のいわき市に寄付されました。
春は直ぐそばにと思っていたのは糠喜びでした。そうそう自然は甘くはないと実感します。昨日もまた水戸まで医者通いというのに、冷たい雨に見舞われました。上の孫が送って行くと言ってくれたのですが、保育所のイベントがあって子供の衣装づくりに懸命なので、迎えにだけ来てくれと頼んでバスで出かけました。それはよろしいのですが、出がけにどうしても我慢がならずトイレにいってしまいます。
まあ先生はどうせ遅れてくるから、それまでにはオシッコは溜まるだろうとたかを括っていたのですが、どっこいそういう時に限って物事は裏目に出るものです。時間前に診察が始まりました。自分の診察前に検尿のオシッコを採らねばなりません。
紙コップを持ってトイレで四苦八苦、下っ腹を下に撫で下ろすように擦ってみても土台無理な話。看護婦さんに時間を置いて採りますから順番を遅らせて下さいと頼みます。しかし看護婦さんお茶を持ってきてあげますからと言って、大きなカップに二杯ものお茶を持ってきてくれます。
おかげてやっとのことで少量の尿の採取に成功しました。こうなるともう恥も外聞もありません。俎板の鯉で開き直ります。
なんたってここは泌尿器科であります。
2月25日 春が見えてきました
昨日午後、娘に頼まれた買い物に出るかみさんについて、スーパーに行きます。家に居て何も気付かなかったのですが、表に出てびっくりです。すっかり陽気は春めいています。まさかこのまま冬とおさらばとはいかぬでしょうが、とにかく暖かいの一言であります。
スーパーに入って二度びっくり、まだ夜の買い物には早い時刻なのに大変な人、人であります。やはり皆さん陽気に釣られ、浮き立つ気分で買い物に出て来たのではないでしょうか。「暑い寒いも彼岸まで」と言われていますので、まだ本格的な春は先のこととは思いますが、北国の豪雪も一息ついたようであります。
小生、今年の冬ほど寒さが身に染みたことはありません。暖房の効いた部屋から廊下に出ると「ううっ寒い」と思わず震えたものであります。今までこんなことはありませんでした。きっと茨城県自体が寒気に囲まれ、冷蔵庫に入っているような状態になっていたものと推測されます。
とにかくそんな寒気からは脱出したようでホッと一息であります。
先ずは偕楽園の梅見、そして千波湖の桜が控えております。
2月24日 久しぶりの大雨
なにも医者へ行く日に限って雨とは。それも大雨です。カラカラ天気が解消されて結構なことではありますが、朝っぱらから愚痴が出ます。医者まで自転車ならわけはないのですが、歩きとなると様子は変わります。おまけに雨ともなるとです。しかしそうも言ってはいられません。予約診療ですので、雨だ雪だと文句は言えません。
予約時間は9時半。ここは一つかみさんに同行を願うことにしました。独りで雨中を行くより同伴者がいれば気も紛れます。かみさんジョキングの時間を小生に合わしてくれると言ってくれ、時間に出発でありました。
昨日は皮膚科の日でして、もうあらかた完治しており、保湿剤を含んだかゆみ止めのお薬を頂くだけですから、診察は直ぐ終わりであります。雨にも関わらずけっこうな患者の数であります。幼児がかなり来ています。若いお母さんたちもそうですが、子供たちの服装の可愛いこと、まるでグラビア雑誌から飛び出たようなカラフルなファッションであります。小生の子供のころと比べて月とすっぽん、早い話が浮浪児と王子様ほどの隔たりがあります。
そんなことで観察しながらいろいろ感慨をおぼえたりしているうちに、名前を呼ばれて診察室でありました。薬局に寄りお薬を頂き帰路につきました。昨日はこれで一日は終えたようなもので、後はテレビに読書、後は昼飯入浴夕飯と変哲もない一日が過ぎていきます。
今は亡き三船敏郎主演です
相手役はこれも亡き高峰秀子。時の移ろいをしみじみと感じないわけにはまいりません。映画の内容はあまりにも有名ですので割愛させて頂きますが、この映画にはいろいろと思入れがあります。最初にこの映画を観たのは戦中かまたは戦後か定かではありませんが、阪東妻三郎主演のものでした。ところでこの映画、原作がありまして直木賞候補にもなった岩下俊作の「富島松五郎伝」であります。相手役は宝塚出身の園井恵子てして楚々とした美貌には子供心にも震えがきたものです。また子役で長門裕之が出演しているのも注目であります。
その後映画化は三船の後、三國連太郎が主演し、相手役は淡島千景です。他に勝新太郎でも映画化されていますが、これは知りませんでした。なおこの小説は舞台でも上演され、新劇の団十郎と人気のあった丸山定夫が主演しており、新国劇では辰巳柳太郎の当たり役であったそうであります。
さて私事になりますが、松戸で芝居をしていたころ、松戸を拠点として朗読劇を主宰しておられた丸山由利亜さんというお方と、何回かお芝居をご一緒したことがあるのですが、この方が新劇の丸山定夫の姪御さんというわけなのであります。
丸山定夫は終戦間際に桜隊と命名された劇団を組織、地方公演をしていたのですが、無念にも広島で原爆の犠牲となりました。この時一緒に被爆し命を落とされたのが、阪妻と共演された園井恵子なのであります。
実に惜しい方を亡くしたものであります。
2月22日 町会の地区班長の件
次期班長を健康上の理由から辞退したいとの件ですが、昨日の朝娘に話ます。結局は娘も当事者に繰り下げて次の人に交渉してもらうしかないと、本人に電話を入れました。その結果を電話して下さいと言ってあるから、結果を聞いておいてと勤めに行きました。
午後インターホンが鳴ります。当人ご夫婦が見えて、次の方を訪ねたが留守だったのでまた改めて行ってお願いすると言います。そして体の不調をお二人で訴えます。そして町会長には話してあり、地区で当事者同士で話し合いがつけば、一向に差支えありませんと言われたのでお願いしますと、改めて頭を下げられます。
お二人は互いに手を携えかばい合って帰ります。その後ろ姿を見てつくづく人ごとではないと実感します。確かあたし共夫婦より年嵩の筈です。今後は齢を加味して班長の決め方を再考する必要を感じました。若い者と同居しているのならともかく、老夫婦2人の所帯だったり、独居老人は外す策が欲しいと思いました。他の班でもかなりのお年のご婦人が、1人で班長の役目をこなしているのを見ています。
来月の総会では娘に発議するように言うつもりであります。
ところで夕方、次の人が快く引き受けてくれたと電話がありました。一件落着です。心からホッとしました。
2月21日 お雛様は良かったのですが
飛んだお土産付になってしまいました。平の道路で左足をひねってしまい、足の甲を捻挫してしまいました。情けない話です。今朝になって見事に変色いささかですが腫れあがっています。じっとしている分にはどうってことはないのですが、階段を降りるときちょっと痛みが走ります。消炎軟膏剤を懸命に塗っていますが、このまま快方に向かってくれればありがたいのですが、悪化すればまた医者通いしなくてはなりません、かなり憂鬱であります。
それより悪いことは重なるものでして、次期班長を引き継ぐ人の奥さんが見えて、夫婦して具合が悪く、務まりそうもないので誰かに代わって貰えないかと言うのです。娘が帰ったら話しておきますと、一応帰って貰ったのですが、困りました。奥さんは早い方がいいと思って伺ったとは言いますが、来月には引き継ぎ手続きをしなければなりません。ちっとも早くはありません。娘がどう対応するか気掛かりであります。
小生に言わせて貰えば、ご自分で次の番の人に交渉なりお願いして代わって貰うのが筋だと思うのですが、いずれしてもご近所付き合いは大事ですから、慎重にことを運ばねばなりません。正直誰だって班長などしたくはない筈、どう解決するか娘に注目であります。
昨日はその後、かみさんの弟が仕事で近所まで来たからと、訪ねてきました。久しぶりですが結構年寄りの風貌になっているのには驚きました。お互いに齢をとったものと感慨無量といったところでありました。
2月20日 高萩の雛祭りを見てきました
日曜日朝から抜けるような青空、雲一つ浮かんでおりません。今茨城県内各地で雛祭りが開催されています。天気は良し、行きますか。かみさん二つ返事で行きます。行きます。
高萩は常磐線で下って水戸から一時間弱かかります。真壁や土浦、石岡あたりから比べるとかなり小規模なものでして、メインストリートの家々に所狭しと新旧取り混ぜたお雛様が飾られているものと思っていたのですが、その点ではかなり期待外れといったところでした。しかし二か所ほどの展示所で主に手作りのお雛様、それは見事なものでした。
それより休憩所が設けられていまして、熱々の甘酒の接待を受けました。久方ぶりの甘酒、美味しかったです。