うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート203

2013-02-28 06:23:43 | 日記


              

                 「六歳、狂言強盗」「自分で手足しばり」
 
 昭和50年4月9日、東京都目黒区下目黒の会社員方2階で、次女A子ちやん(6才)の悲鳴が聞こえるため、家族がかけつけたところ、2階の屋根裏の垂木(高さ2メートル)にA子ちゃんが両手足をロープで縛られ、つりあげられています。
 A子ちゃんは目黒署の調べに対し初めは「2階で絵をかいていると、30才ぐらいの男にナイフでおどかされ、縛られた」といっていましたが、その後「母に髪が長いと切られたのがくやしくて、腹いせにウソをついた」と自供します。
 A子ちゃんはガールスカウトの団員で、ロープを使うのがうまく、この日もすべて自分でやったといいます。それにしてもです、言葉になりません。6才の子が「腹いせ」とは……。


うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート202

2013-02-27 06:09:00 | 日記

                        笑えぬ喜劇

               

      「プロパンあびせネズミ退治?」「珍案に失敗、爆発」「神戸で八棟とばっちり」
 
 昭和50年
3月22日朝、神戸市兵庫区の木造アパートの1階に住む管理人の妻A子さん(57)が台所の押し入れにいるネズミを退治するため、戸に目張りをしたうえ、プロパンガスのゴムホースを差し込み、ガスを放出します。そこへ夫(67)が帰宅。タバコを吸うためにすったマッチの火が漏れていたガスに引火、爆発して炎上しました。
 この火事で火元のアパートのほか、隣接するアパート3棟と民家4棟、延べ400㎡が全焼、24所帯42人が焼け出されました。
 神戸消防局予防部長は「プロパンガスでネズミとりとはとんでもないことだ」と注意しています。


うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート201

2013-02-26 06:03:25 | 日記

               

                     これまた痛ましい

 「散らかした」二歳の子を「母親、けって死なす」昭和50年、2月4日東京・小平市の団地で事件は起こります。いたずらしただけの幼児が、若い母親に腹をけられて死にました。小平署は、子どもが未熟児で手がかかるうえに、生活も苦しく、働きに出ている母親のいらいらがこうじての事件とみて、母親を過失傷害致死の疑いで調べています。
 同署の調べによりますと、小平市の団地で会社員Aさん(25)方で、長男B君(4)と次男C君(2)が近所の子3人で遊んでいました。Aさんの妻D(23)がお使いから帰ってみると、4畳半の居間いっぱいにハンカチや靴下が散らかしてあります。上の子と友達は叱られて片づけ始めましたが、B君はいうことをききませんでした。母親はかっとしてB君の腹をけってしまいます。B君は「いたい、いたい」といってしゃがみこみ、間もなく顔が真っ青になりました。
 B君は救急車で市内の病院に運ばれ手術を受けましたが、肝臓が破裂しており間もなく死亡しました。同署では、B君は未熟児で発育が遅れていて、母親のDは、日ごろからいらだっていたといいます。
 一方近所の人たちは母親はB君を可愛がる反面、「いらない子だ」といって冷たく当たっていたと話しています。それだけでは割り切れません。何が母親を乱暴な行動に走らせたのでしょうか。分かりかねます。

うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート200

2013-02-25 08:34:26 | 日記

                

 「教育ママに反抗、放火の息子」「両親が絞め殺す」「遺書残し二人も命絶つ」昭和50年2月14日姫路市で事件は起きました。
 午前11時ごろ、姫路市の会社員Aさん(46)方でAさんと妻B子(43)さん、中学2年の長男(14)の一家3人が死んでいるのを訪れた人が見つけました。Aさん夫妻は部屋の梁にロープをかけて首をつっており、奥の部屋で長男が首を絞められて死んでいます。長男の顔には白いハンカチがかけてあり、枕もとにはミカンやジュースが置いてありました。
 長男の勉強部屋の整理たんすの上にはB子さんが兄夫婦にあてた「このようなひきょうな方法をとり、ご迷惑をかけるのは承知のうえで、この道を選びました」などと書かれた遺書がありました。切ないです。目頭が熱くなってきます。
 同署は、この9日白昼、市内で民家、アパートなど9棟延べ約2300㎡を全半焼した火事があり、長男が11日に放火の疑いで補導されたのを苦に、13日夜、長男が寝込んだところを両親が首を絞めて殺し、後を追って首を吊ったものとみています。
 長男はこの住宅街の放火のほかに、48年ごろから最近まで10数件の放火を自供しており、「両親が夜遅くまで勉強させるのでむしゃくしゃして気晴らしに火をつけてまわつた」といっています。
 Aさんは会社の営業課長をしている中流家庭。長男は1人っ子で、病弱なうえ、勉強嫌いでしたが、母親が人一倍教育熱心なのに反抗して、発作的に火をつけたのではないかと姫路署はみています。発作的にしては長期にわたっての放火です。チト疑問に思います。それにしても……痛ましいの一言であります。

うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート199

2013-02-24 14:39:31 | 日記
             

          「慶大生」とあります」「愛人と組んで強盗」「スナック客から金奪う」

 東京・石神井署は昭和50年2月25日に、練馬区東大泉町の慶応大学2年A(24)と女友だちの同区無職のB子(17)を強盗傷害の疑いで逮捕しました。2人は午前2時過ぎ会社社長Cさん(47)を2時間にわたってなぐったり、煙草の火を胸につけるなど2週間のケガを負わせました。
 この後2人はCさん宅まで押しかけ、Cさんの妻に「50万円出せ。25日に取りに来る」といって、Cさんが持っていた1万5千円を奪って帰ります。そして残りの金を取に来たところを同署員に逮捕されます。
 2人の手口は典型的な「美人局」であります。犯行の夜、スナックはAとB子そしてCさんの3人だけが酒を飲んでいました。Aが便所に行った間にB子が「お腹が痛くなった」と?をつき、CさんがB子の腹をさすつて介抱し始めます。そこに戻ってきたAが「女房に何をする」とCさんに殴りかかったわけであります。
 しかしこの事件スナック側の反応が皆無なのが不思議であります。

うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート198

2013-02-23 06:21:30 | 日記

                     「十五歳の恋愛を許さず」

                 

 
「娘と妻刺殺し自殺」昭和50年3月4日午前11時ごろ横浜市港北区のマンションで会社員Aさん(45)方でAさんと妻B子さん(45)、長女の高校一年C子さん(15)の3人が血まみれになって死んでいるのを、訪れた親戚の人と横浜港北署員が見つけました。
 同署の調べでは、妻は奥6畳間、長女は自室4畳間に倒れています。首や胸を刺されており、Aさんは自分で首を刺したらしく長女のそばにうつ伏せになって死んでいました。現場の状況から無理心中とみられます。
 調べでは、最近、C子さんは大学生の青年と親しくなり、外泊などしたため、夫婦は港北署防犯課に相談、ここがチト解せないのですが、同署員も再三Aさん宅を訪れC子さんを説得していたといいます。しかしC子さんは「彼と一緒になりたい」と2月下旬家出、いったん帰宅したあと、再び家を出ようとします。
 同署では1人っ子の長女の行動に思い余ったAさんが、発作的に無理心中したとみています。それにいたしましても痛ましい事件であうります。


うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート197

2013-02-22 08:14:34 | 日記
              ナント申したらよろしいのでしょうか

              

 言葉に詰まります。「わが子の前で首つり遊び」「酔った父が死ぬ」昭和50年10月14日、和歌山でのことです。
 14日午後9時ごろ、和歌山県東日高郡美山村、プラスチック加工業Aさん(43)方の物置で「ギャーッ」と声がします。妻のBさん(39)が見にいったところ、Aさんが両膝をつき、高さ1メートルほどの所にぶら下がっていた細いロープの輪に首をひっかけ、ぐったりとしています。直ぐ近くの医院に運びましたが、すでに死んでいました。
 警察の調べでは、Aさんはこの日午後から村祭りで消防団の会合に出て酒を飲み、午後8時ごろに酔って帰宅、物置で7才と6才の娘を前に、物干し竿をかけるロープの輪に自分の首をひっかけ見せていましたが、酔っていたので体のバランスを失い、はずみに首のロープが締まったらしいとのことであります。
 家族の話では、日ごろからAさんは首つりのまねをして、おどけた顔で子供たちを喜ばせていたといいます。

うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート196

2013-02-21 06:30:02 | 日記


                                   
 
        「産んだ赤ちゃん三人、次々に殺害、隠す」元ホステスとあります。
 昭和50年7月18日の記事です。産み落としたばかりのわが子の顔に布団を押し付け、3人も次々に殺していた元ホステスが、東京・中野署に殺人と死体遺棄の疑いで緊急逮捕されました。この母親は、その後に結婚した夫に遺体のありかを知られない様にと、わざわざアパートの一室を借り、行李詰めにして隠すという異常さでありました。
 捕まったのは同区の会社員の妻A子(28)。調べでは、同区のアパートの管理人が空き室を点検しているうち、異臭に気付きます。6畳間の押し入れをあけたところ、ズック製の布団包の中にあった竹行李の中から、ビニールの風呂敷に包んだ赤ん坊のミイラが見つかりました。
 管理人の110番で中野署員がしらべますと、さらに干からびた赤ん坊の遺体が2つみつかりました。3体とも腐敗がひどく性別も分からない状態だったといいます。この部屋はA子が昨年2月から今年6月まで借りていたことが分かり、A子を呼んで追及した結果「自分が生んだ子を3人殺している」と自供、逮捕しました。
 調べに対して動機について「客との関係ができて次々と子供が生まれたが、独身で子供ができると世間体が悪いので」と話し、またわが子の性別が分からないことについては「生まれるとすぐ顔も見ないで殺したため」と述べています。しかし逮捕された後は錯乱状態にあるといいます。
 A子は現在も妊娠7か月ですが、家庭内ではすっかり主婦におさまっていて、夫は一連の犯行を知らされ、唖然としています。ということであります。


うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート195

2013-02-20 06:16:33 | 日記

                   

                  

           「専攻学科は女性の下着ドロ」「東洋大生二年間に千五百点」

 まさにギネスものであります。東京・板橋一帯で2年間にわたり、女性の下着1500点を物干しから盗み、4畳半の下宿で楽しんでいた大学生が21日板橋署から送検されました。昭和50年のことであります。
 逮捕されたのは板橋区のアパートに住む東洋大法学部4年のA(22)で、調べによりますとAは深夜下宿近くのアパート2階の、会社員のB子さん(23)の下着3点を物干しから盗み、ポケットに押し込み、帰宅途中パトロール中の同署員にみつかり、緊急逮捕されました。
 同署が余罪を追及したところ、48年夏ごろからこれまで毎晩のように、板橋区一帯の物干しから女性の下着だけ、それはそうでしょう、1500点を盗んでいたことを自供しました。
 同署はAの4畳半の押し入れを捜索し、段ボール箱5箱、旅行鞄、ショルダーバッグにぎっしり詰まった下着を押収しました。


うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート194

2013-02-19 08:13:46 | 日記

                    律儀な男ですが

            

 「タクシーを無断借用」「夜の街で個人営業」「元運転手、朝には満タンにして返す」
 勝手知ったる何とやらでしょうが、悪いことは悪いです。
 深夜、タクシー会社の車庫からタクシーを失敬して営業、朝方ガソリンを満タンにしてもとの所に返すという手口で稼いでいた元タクシー運転手が、盗みなどの疑いで愛宕署に逮捕されました。ドロボー営業の稼ぎは、自供しただけで15件、約25万円。男は「ちょっとの間借りただけ」とうそぶいています。
 同署では「それで稼いでいたのだから窃盗だ」。盗んだタクシーでの営業は珍しくないが、ガソリンを入れて元の場所に返すとはなんと巧妙な手口、と驚いています。律儀でもなんでもなかったのですね。
 どうやらこの男、タクシー会社に勤めては、売上金を持ち逃げしていて、各タクシー会社から悪質運転手として手配され、深夜の個人タクシーを思いついたといいます。
 なおガソリンを満タンにして返却したり、営業後には車内の掃除も抜け目なくしていたため、ほとんどの会社は気づかず、被害者がはっきりしたのは5件だけということです。