実は、、、放送の3時間前に結末を知っちゃってたんです、自分
止せばいいのに本屋さんでノベライズ(都内では既に売られてたんです
)を立ち読みしてて……でも、撮影終了時期と校了時期の兼ね合いで放送とは別物になるかも~という期待もあって、、、というか、正直なところ、それを願ってたというのが本音なのかもしれません。ま~ね~~東映サイトでは7月半ば
にラスト死亡説が出てくるだの、筒井さんの追加シーン撮影があっただの、続編を要望する声が多いだの、いろいろな事情で「そういう終わりにしたのか?」と勘ぐりたくなるんですけどね~~
じい的?魔女的??予測。黒木さんは華々しく散っていくと思っていました。理由→内野さんが演じられる役だから
愛してるから幸せになってほしいんだけど、愛してるから切ないのが見たい……矛盾してるかもしれないけど、生温いのには満足できない体になって、いんや、させられてしまったもので
だから覚悟を決めてたわけなんですが。
でもね~~もし黒木さんが死んでしまっていたら説得力はなかったと思うんです。愛を信じられない乙部に愛について話しておいて、死んでいたとしたら、それは凄く勝手で独りよがりの愛になるから。だから、ともすれば説教くさくなって全てを台無しにしてしまうあのシーンをギリギリのところで心に響かせるシーンにもっていったのは凄い
じいはどうしても内野視点
になってしまうので、内野さんの演じる黒木さんに完全に感情移入してたんですけどね。
いちおう納得はしてます、、、少なくともジーンの時よりは。でも、一方で見てみたかったかも~~毒々しい結末を。このドラマ、完全な善人っていないんですよね。みんなどこかに傷や嫌な部分を持っている。でも、それが人間らしくて、リアリティがあって、心にストンと入ってくるんですよ。黒木さんだってそう。。。決して可哀想なだけじゃない。すっごく自分勝手な面があると思うんです。だから、その「勝手さ」を貫いて杏子のところに旅立って、死んでどうするのよっ
と救われない気分になるようなのを見せてほしかったな~~という気持ちはあります。そこに真実が見える気がするから……そういう演じ方ができる方々が揃ってるから。でも、、、舞台や映画なら許されても地上波なテレビなら許されないのかも。。。結局は凡庸なのを要求するのが今の社会の主流だし。このドラマを見てる人ならそういう毒も受け入れる度量はあると思ったんだけどな~~それほどイイ作品だったから。
ま、あ~だこ~だと考えたところで、どっちの結末が良かったのかは分かりませんが……ん?でも、どっちかというと後者希望だったのかも。続編は激しく希望いたしません。続編、、、普通にカッコイイ黒木さんは見たくないですね~~そういうのを見たくて続編希望という人は他のイケメン君が出るドラマを見ればいいんだし。あと、、、シリーズ物にありがちなパターン化。1クール1事件をデフォルトに、備品係から呼び出して…という形を定番化させるのも却下。無理だと思いますよ~~相当な力量がないと続きを作るのは。生温いシリーズは見たくありません。そういうのは出られないと信じてますけど。
とにかく
今は、この10話が「伝説」になってくれれば、、、言うことはないのかな~~と。