みなさまゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか?
普段と趣向を変えて遠い昔の住まいのお話です。
縄文時代に日本人は狩猟や漁労、木の実の採取を主として暮らして
おりました。考古学的調査で定住していた遺跡が全国で見つかって
おります。いわゆる竪穴式住居というもので地面を少し掘り下げ、
木組みと茅葺きの家で寒さをしのいだと推測されます。
面白いのは東北・北陸地方で見つかっている大型の住居跡。写真は
青森県三内丸山遺跡の遺跡から復元された大型竪穴式住居ですが、
32M×9.8Mで百坪近い造りです。集会施設として使われたかも
しれません。積雪の多い地方の住居は重みでつぶれないよう頑丈に
木組みがされていたと推測され、現代の日本家屋の伝統は縄文時代
にルーツを見ることができるのです。
また、驚くことに柱の間隔が35㎝の倍数になっており、この縄文尺
は東日本の広範囲に見られるそうです。数千年前の家から技術の基本
がしっかりしていたのですね。
普段と趣向を変えて遠い昔の住まいのお話です。
縄文時代に日本人は狩猟や漁労、木の実の採取を主として暮らして
おりました。考古学的調査で定住していた遺跡が全国で見つかって
おります。いわゆる竪穴式住居というもので地面を少し掘り下げ、
木組みと茅葺きの家で寒さをしのいだと推測されます。
面白いのは東北・北陸地方で見つかっている大型の住居跡。写真は
青森県三内丸山遺跡の遺跡から復元された大型竪穴式住居ですが、
32M×9.8Mで百坪近い造りです。集会施設として使われたかも
しれません。積雪の多い地方の住居は重みでつぶれないよう頑丈に
木組みがされていたと推測され、現代の日本家屋の伝統は縄文時代
にルーツを見ることができるのです。
また、驚くことに柱の間隔が35㎝の倍数になっており、この縄文尺
は東日本の広範囲に見られるそうです。数千年前の家から技術の基本
がしっかりしていたのですね。