♪カンタービレ 住まいづくりのオハナシ

鳥取県に本社を置く馬野建設は
ウマノハウジングとして住宅事業を行なっています
住まいづくりを楽しみましょう♪

雷への注意

2012-05-30 14:38:51 | 住宅設備の話
昨日は土砂降りと雷が突然地元を襲いました。大きな被害は報道されていないものの停電した世帯もあり、不都合が生じた方もあったかと思います。これから夏を迎えますが夏も雷の多い季節。日本海側は雪が降るときに「雪起こし」といって雷が鳴る場合もあります。

以前、落雷で火災にあった家を見たことがあります。また、雷が鳴ると不安に感じられる方も多いでしょう。法律では高さが20Mを超える建物は避雷設備を設置しなければなりません。一般のご家庭で該当する建物はまずないでしょうが、避雷針設備の設置に関してはウマノハウジングはご相談にのらせていただきます。

避雷針という言葉は雷を避けると書きますが、実際には落雷を棒状の突起にさせ、その電流を大地に誘導させることで建物内外の被害を抑えるというのが目的です。ですから避雷針を設置したから被害の心配はないというわけではありませんのでご注意を。

万一、雷被害にあった場合は火災保険が適用になります。雷と火災が結びつかず申告されない場合には保険金が出ませんので要注意です。まずは雷被害にあわないよう小高いところや広く開けた場所に居るときは身を守るために別の場所に移動しましょう。
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お客様を待たせる ということ

2012-05-26 19:13:18 | 馬野建設・催しの話
お客様第一主義。住宅産業のみならず、お客様とのやりとりが関わる全ての業種において信頼関係を築く上でお客様のご要望にタイムリーに対応するということはとても大切です。

ウマノハウジングでも最初の相談日、一回目のプラン打ち合わせ、見積もり提出、着工や完成などお客様のご都合に合わせながら打ち合わせや工事を進めております。

でも。いい天気の季節になると着工が問い合わせが重なる重なる・・・・(@_@)目の回る日々が続きます。大変申し訳ありませんが、あるお客様が急がれてない工事より、ご事情があって急ぐ工事を優先させていただく場合が発生します。こういう時はお客様の顔が思い浮かんで、「いいよ、急がなくて」と仰るけれども、ひょっとして連絡を待っておられるのではないかと不安になる場合もあります。お客様から仕事をいただくことの有り難さを今後も忘れず、タイムリーに対応できるようベストを尽くします。

よくある、行列のできるお店とか言って良いものを提供するのだからお客様を待たせて当たり前、のような発想には私たちはとてもなれません・・・。
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中古住宅取得時のリフォーム

2012-05-19 18:13:34 | リフォームの話
今後ますます増加すると予想されるお客様の中古住宅取得事情です。

近年、木造住宅は耐震強度・耐久性など性能が向上しているので、場合によっては所有される方が変わるケースも多くなります。
(あくまで基準を満たしている家が前提ですが)

中古住宅は土地建物を一度に取得でき、取得金額もリーズナブルなことが大きなメリットです。結婚して間もない時期に中古住宅で暮らし、ある程度の年齢になってから新築の家に住み替えるという選択肢もあります。

ただし、気をつけたいのが、取得後どの程度費用がかかるかということ。

構造上はしっかりした家でもトイレ・キッチン・オフロなど水回りの設備は老朽化している場合もあり、取り替えるとなるとそれなりの金額がかかります。

また、例えば地震や風雨が原因となって屋根などに欠陥がある場合は補修費用がかかりますが、長い間放置されていた場合には内部まで傷んでいることもあります。

取得するときには見た目で判断するだけでなく、専門家(たとえばウマノハウジング)に相談して気になる部分は解消しておきましょう。

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家事の楽な家こそ

2012-05-14 19:05:17 | 設計の話


今年は5月13日が母の日でした。母の日は何か贈り物をされましたか?
具体的な品物も嬉しいですが、母の日に限らず、日頃子育てや家事にたくさん
時間を割いているお母さんには感謝やねぎらいのさりげない言葉や、代わりに
してあげられることが心底喜ばれるのではないでしょうか。

昔と違って現代では家の中にいる時間の多いお母さんが住まいのプランづくり
の中心にいることが増えました。
掃除、洗濯、料理、そして子育て。ものがなるべく片づいて、てきぱきと家事
ができるような家こそお母さんの求めるものではないでしょうか。

新築だけでなく、リフォームでもこうした家事動線の改良を求めるものが多く
ご要望として寄せられます。それだけ既存の間取りや住宅設備関係の性能に
ストレスを感じられていることの裏返しでしょう。

お母さんがいい笑顔を振りまける住まいづくりを、ウマノハウジングもお手伝い
します。
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光の鏝絵となまこ壁の美を再発見

2012-05-07 20:28:14 | 地元の話
ゴールデンウィークが明けてまたお仕事の日々。早速忙しくかけまわっております。

連休中に琴浦町光の鏝絵を見に行きました。鏝絵は主に土蔵に描かれた左官職人に
よる装飾絵ですが、江戸時代から始まり、昭和の時代まで全国各地で描かれました
が土蔵自体が作られなくなったことから現在では見かけることが少なくなりました。

しかし鳥取県内の農村部では左官職人による維持も行われて残っている事例も多く、
光では集落内に約20件の鏝絵を見つけることができます。鯉や鶴亀、打ち出の小槌
など目出度く飽きないデザインが魅力を放っています。

また、鏝絵とならんで鑑賞したいのがなまこ壁。土蔵の壁などに黒地に白の格子紋様
が並ぶのが美しく、倉敷などを筆頭に全国の伝統建物保存地区で見つけることができ
ます。専門家によると、この紋様が瓢箪、稲妻他ヴァラエティーに富むのは鳥取なら
では、とか。光でも各戸によって異なるデザインが美を競っていました。

光の鏝絵に関しては琴浦町観光協会のHPにて案内があります。是非見に来てくださ
い(注:原則、個人宅なので敷地内に入るのには許可が必要です)。
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縄文人の家の技術

2012-05-02 18:01:59 | 木の話
みなさまゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか?

普段と趣向を変えて遠い昔の住まいのお話です。
縄文時代に日本人は狩猟や漁労、木の実の採取を主として暮らして
おりました。考古学的調査で定住していた遺跡が全国で見つかって
おります。いわゆる竪穴式住居というもので地面を少し掘り下げ、
木組みと茅葺きの家で寒さをしのいだと推測されます。

面白いのは東北・北陸地方で見つかっている大型の住居跡。写真は
青森県三内丸山遺跡の遺跡から復元された大型竪穴式住居ですが、
32M×9.8Mで百坪近い造りです。集会施設として使われたかも
しれません。積雪の多い地方の住居は重みでつぶれないよう頑丈に
木組みがされていたと推測され、現代の日本家屋の伝統は縄文時代
にルーツを見ることができるのです。
また、驚くことに柱の間隔が35㎝の倍数になっており、この縄文尺
は東日本の広範囲に見られるそうです。数千年前の家から技術の基本
がしっかりしていたのですね。
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