部屋を広く見せる

リビングや個室は家具やらインテリアやらいろんなモノが多く、新築やリフォームをしたときは「広くていいなあ」と思っても生活が始まると手狭に感じるということがあります。

もちろん、整理整頓や使わないモノを収納に入れる、不要なモノを捨てるといったマメな片づけが一番ではあります。

でも、インテリアコーディネートでちょっとした工夫で広く見せることができます。

○家具の配置
　　当たり前ですが、背が高くてカサばる家具を置くだけで圧迫感が出ますので
　　コンパクトな収納を置き、家具の配置もなるべく固めて床面を見せるように
　　することで効果があります。

○色や柄
　　あざやかな色より控えめで寒色系の色遣いで壁紙や床をコーディネートする。
　　また大きい柄より小さな柄のほうが部屋が広く見える。カーテンは縦じまが
　　スッキリと見せる効果があります。

○その他
　　ドアを開けてすぐインテリアや家具で目線を遮るのは狭く感じてしまいます。
　　鏡を配置することで広く見せる効果があります。

いかがでしょうか。ちょっと意外なものもありますね。特にお客様を通される場所はスッキリ広く見えるよう工夫してみましょう。

親父の居場所

先日は母の日のことを書いたので今回は父の日に関連することを書きます。

父の日に嫁・子どもからプレゼントをもらいました。日頃、細かく気をつかったり遊んでやったりしてやれてないのに有り難いことです。

旧来の日本の父親は家の大黒柱で威厳があったのでしょうが、社会の変化で例えば自宅のなかで父親が自分落ち着く場所を持てるかどうか、自分だけの居場所があれば幸せなほうなのかもしれません。

男と言えば趣味。車・バイク・音楽・スポーツ・釣り・・・小道具やコレクションが部屋に所狭しと並んで心の安らぎの場所になれるような空間づくりがウマノハウジングとしてもお手伝いできたら・・・。嫁と趣味が一致する場合を除けば、あれを散らかしてだの面倒がられるのが一般的ですが。

こうしたオトコ独特の世界を持っておられる方の新築・リフォームの相談のときはとてもお父さんはいきいきとしています。

もちろん、今は育児や家事への参加が当たりまえになってきているので、キッチンやリビングで家族一緒に過ごせる時間も大切にしましょう。

バリアフリー対策としての引き戸

室内の建具もバリアフリー化により進化しています。

片開きのドアが手前や向こう側に動くのに比べて、扉を左右に開閉する動きの引き戸は子どもたちや高齢者がいる家、たくさんの家族が部屋を出入りする家でより安全で便利です。スペースが有効に使える、両手がふさがっていても開閉が可能（！）などのメリットもあります。

以前の室内引き戸はレールが床の上に出っ張るのが一般的でしたが、最近は小さなホコリのたまりにくい溝や、あるいは吊り金具で戸を引き、床にレールがないタイプが主流になっています。

リフォーム工事でも良く片開きドアから引き戸に変更する工事がありますが、引き戸のつけられない場所、引き戸にすることにより逆に使い勝手が悪くなる場合もあるので要注意です。

写真はアルミ調の２枚引き戸で開いたときの巾が大きくとれ、また見た目も実際も軽～く引ける扉です。

シロアリ被害に注意

リフォーム工事で外壁や床をめくってみると、シロアリに食われた土台や柱があることがあります。

シロアリはゴキブリ目シロアリ科に属するそうで、家に巣くうシロアリは木が大好きです。土の中から蟻道というパイプを形成して土台へと上がって来ますが、蟻道をつくる際に金属やコンクリートなど障害となるものは全てバリバリ食べるというから驚きの生態です。

シロアリがつかないように新築工事では忌避剤を薬液注入した土台材を用います。リフォームの際、シロアリが見つかったら薬剤を散布したり、土台を取り替えたりしますが、こうした薬剤は人体への安全面で信頼性の高いものを使います。

シロアリを避けるためには家屋から湿気を避けることが一番です。とはいえ雨が降ったりするわけですから家の基礎まわりの水はけを良くすることが大事です。雨漏りが原因で内部の木部が常時湿気る、直接土台や木束が雨にさらされるような場所は危険です。また床下の通気状態が良好かどうかもポイントです。シロアリに関する相談もウマノハウジングは受け付けております。まずは床下の状態を調査してお客様にご確認し、適正な価格をご提示してから駆除作業をしますのでご安心の対応をさせていただきます。

印象の良い玄関の演出

入口扉を開けて、靴を脱いで上がる玄関という場所は家に帰っては安堵をする場所であり、またお客様他外来の方と対面する場所であります。それゆえに印象のいい場所としての演出をおすすめします。

演出のポイントは
①明るい場所にする　　日照を上手にとりこむ工夫があればＧＯＯＤ

②整頓された空間にする　　
　　　　　　　　　　　家族の靴、傘、園芸用品、趣味のグッズなど乱雑な場所
　　　　　　　　　　　になりがちですが収納上手と片付ける習慣を大切に

③静物で空間を演出　　花、観葉植物、水槽、絵画、オーナメントなどセンスを
　　　　　　　　　　　発揮できる場所でもあります　飾り物を置くニッチなど
　　　　　　　　　　　があればいいですね

と言ったところでしょうか。こうした上手な空間づくりは、住まいのプランニング
から、完成後のお客様自身の工夫次第です。
蒸し暑い季節になってきたので、これからは涼しげな演出も趣がありますね。