風水家相とあわせて

お客様とプランを進めていると風水家相の話が出てくることがあります。

空気の流れ、水まわりや外構の配置などその考え方には確かに不変の大切なものがあります。

風水家相は中国の陰陽五行や易学など古代からの思想から派生しており、写真の方位図のように
複雑難解な体系を成しています。そのルーツや流派も様々で私たち住まいづくりの仕事をする
立場としてはやや取扱いにくいものになっています。

タイル貼りの風呂からユニットバスへ、ガスレンジからＩＨヒーターの登場・・と住宅設備も
変化しており、かつての風水理論が適用しにくい部分も出てきています。

大切なことは風水家相にとらわれすぎず、快適に生活するにはどのような間取りやコーディネート
が良いのか、敷地の形状や道路や隣地に対してどのように住まいを配置するのがベストなのかと
いうことをいろんな角度から検討して答えを出すことだと考えます。

また、日本の昔から代々大切にされている、自然や物やヒトへの感謝や家族の円満などを日々
大切にすることも運気を良くする一つの方法ではないでしょうか。

新築祝い

昨晩は新築工事をさせていただいたお客様の新築祝いにお招きいただきました。

建築設計士さん、施工にあたられた方、ご親戚ご縁の皆様と和やかなひとときを過ごさせていただきました。住まいの計画を思いついた時から施工までの話に花が咲きます。

建物引渡以来、ご家族の皆様の元気な姿も見えてひと安心。今後このお住まいで内外の様々な出来事こととは思いますが、末永くしっかりと家が見守ってくれたらと思います。私たち住まいづくりのやりがいを再認識した一夜でした。

トイレをずっときれいに♪

敬老の日に年長の我が子に祖父祖母に手紙を書かせました。
とってもショートな文章だったけどたいそう喜んでもらえました。

話は変わりますが、ちょっと前に「トイレの神様」という曲がヒット
していました。とても家族の温かみを感じさせるいい曲だと思います。

トイレには女神さまがいる。だからきれいにしてあげたら
べっぴんになれるんよ、と言い聞かせたおばあちゃん。

ちょっと前だったらこうしたおばあちゃんの生活の知恵袋の
ような話があったけど、時代も変わって生活の機微があまり大切に
されなくなった風潮は残念です。もっと年長の人が持っている人生訓
は大切にされるべきだと思います。

ただし、以前と比べて公共で、それぞれのお住まいでトイレはきれいに
使われるようになってきたと思います。「トイレの神様」の曲のように
汚れたらきれいにすることで心が洗われる思いがするものです。きれいに
することで運気が上がるということも信じていいように思えます。

前置きがとても長くなりましたがトイレも新築やリフォームで新しく
すると「ずっときれいに使いたいなあ」という気持ちが高まりますよ。
写真はＩＮＡＸの収納付きシリーズ「エレシャス」ですが、今は壁紙も
トイレの色もいろんなヴァリエーションから選べるのでこまめにお掃除
をいてみんなが気持ちよく使えるトイレをＧＥＴしましょう♪

消費税増税は重く・・・

　消費税を2014年4月に8％、2015年10月に10％まで引き上げる増税法案が国会で可決されました。国家財政の安定的な歳入を増やそうとするこの方針には賛否両論があり、一消費者としては誰しもが「消費税は少ないにこしたことはない」というのが本音です。
　ただこれから先も高齢者が増え若い世代が少ない人口構成が続くとなれば、何かの財源を作ってそれぞれが負担しなければいけないのはわかるものの、なかなか割り切れない気持ちは残ります。

　特に住宅を新築したい、大規模にリフォームしたいという人には現況の５％で１０００万の工事の場合に５０万、１０％になると倍の１００万になるというのは負担が重～くのしかかります。いつもお客様と接して感じるのは、できるだけ住まいを求める若い世代、子育て世代に負担を軽くしてあげる方策を考えてほしい、と切に思います。

　現況の住宅ローン減税制度は一定条件の新築増改築、中古住宅取得の際のローンに対して減税するものですが、できれば今後も継続もしくは強化してほしいものです。不動産の取得譲渡や固定資産税など住まいにはありとあらゆるところに課税がありますが、増税後も住まいを建てやすく維持しやすく売買しやすくしなければ私たちの暮らしはなかなかハッピーにはならないのではないかと思います。

秋の夜長を・・・・

暑さはまだ続きますが、夜は日に日に長くなり、過ごしやすい季節が到来です。

本の好きな方は読書の秋を満喫するシーズン。読書は部屋で椅子でという常識をちょっと
超えた階段まわりの本棚などの事例がありましたのでご紹介。



階段の下のスペースを上手に本棚として利用。階段の壁を本棚に利用するのも一案ですね。
本好きの方は階段まわりで読書もできます。



踊り場にデスクを設置した事例です。階段というとどうしても上階と下階の移動手段と考え
がちですが、立ち止まって何かできる場所として考えるとオリジナルな自分の空間づくり
ができそうですね。