♪カンタービレ 住まいづくりのオハナシ

鳥取県に本社を置く馬野建設は
ウマノハウジングとして住宅事業を行なっています
住まいづくりを楽しみましょう♪

雪と瓦

2024-01-25 13:25:52 | 外まわり・お庭の話
 山陰地方は昨日より寒波で雪景色となりました。今季の冬はやや暖かく、もう雪を見ることはないかな、と思っていたところドカっと降りました。お出かけなど皆さん苦労されてます。

 

 雪は瓦屋根に積もると日本らしい景色になります。かつては寒冷地では瓦の弱点もあり瓦が敬遠されていた時期もありましたが

  ①石州瓦は高温で焼き上げて仕上げるので水分が少なく、寒さや凍結に強い

  ②瓦の形状を改良し、雪によってズレるのを防止できるようになった

  ③同じく瓦の形状を工夫して雪が溶けた際に瓦の下に漏れていくのを防止できるようになった

  ④雪止めの工夫により雪の落下も防げるようになってきた

 ということで、積雪の多い山間部でも瓦ぶきを行っています。日本家屋は長い時間をかけて日本の暮らしに合うように工夫が続けられています。

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旧耐震基準の住まいは注意

2024-01-19 19:06:36 | 構造・性能の話


 日本は地震が多い国で、震災の被害から耐震基準も見直されてきました。
 1981年の基準改正では木造住宅の壁量や基礎について見直されました。これより前の基準で建てられた住まいで今回の能登半島地震の倒壊、全壊したものが多数出ているようです。
 1996年の阪神淡路大震災でも木造家屋の被害は甚大で、基準が見直されるきっかけになりました。壁の配置や柱と土台を接合する金物の固定方法が強化されました。

 耐震化については鳥取県行政からも診断や改修について補助制度もあります。1981年以前の住まいは老朽化も心配されますので、気になる方はご相談ください。
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被災地に必要なもの

2024-01-11 20:05:09 | その他
 鳥取はこの時期にしては比較的温かい日が続いていますが、能登半島地震では雪が降り、寒い日が続いているようです。

 被災者の皆様も急に壊れた家屋から離れた避難所での生活を強いられ、不慣れで不便な状況に追い込まれ、心が痛みます。
 日頃、災害に備えて防災グッズなどもそばに用意していますが、仮にそうしたものを持ち出してもどれだけ役に立つか。
 情報や連絡手段のスマホがあるないで全然違うでしょうし、そもそも電池や発電機などがあるかどうかもあります。そして今回は暖房具や温かい食事がとれるかが大きいと思います。
 そして何より、こういう時の声かけ、他人を思いやれる心が大事だと思います。本当に辛い日々が続きますがどうか、お身体を大事にしていただきますよう鳥取よりお祈り申し上げます。
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年頭ご挨拶

2024-01-06 15:02:13 | 馬野建設・催しの話


 謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年もよろしくお願いします。
 比較的暖かい年明けでした。年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか。

 報道の通り、1月1日に令和6年能登半島地震が発生し、石川県ならびにその周辺の家屋の多くの被害が発生しました。まだ、家屋の倒壊により安否不明の方も多数のようです。年初より被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられました方へのお悔やみ申し上げます。

 天災の被害があるたびに我々の仕事の使命は何だったかということに立ち返ります。お住まいはお客様にとって安全安心なものであることが第一であり、本年もこの原点を忘れることなく、風雨に、揺れにより強い住まいづくりを目指します。今回の揺れが現状の耐震基準に対してどうだっかかは今後の調査を待たねばなりませんが注視していきたいと思います。

 
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