♪カンタービレ 住まいづくりのオハナシ

鳥取県に本社を置く馬野建設は
ウマノハウジングとして住宅事業を行なっています
住まいづくりを楽しみましょう♪

ちいさいおうち

2008-05-31 17:08:59 | リフォームの話
ヴァージニア・リーバートン作の「ちいさいおうち」を子どもに読み聞かせます。これは私たち親世代にとっても懐かしい作品ではないでしょうか。

幾世代か前の祖先が建てた家が町の発展とともに見捨てられていたところをたまたまある子孫が発見し、家を移設して再生する、読むと大人も何か心のぬくもりを感じる作品です。

この本が書かれた20世紀半ばのアメリカは諸産業の発展により田園は都市化し、自然と共生する暮らしが喪失しつつあった時代でした。私たち日本人も経済成長のなかで同じような場面を経験したからこそ、共感も得られるのでしょう。

また、今、自然素材の見直しや古民家再生などがクローズアップされるなかでこの「ちいさいおうち」の物語が伝えるものも少なくないのではないかと思いました。
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ホームセキュリティもおまかせください

2008-05-27 19:47:27 | 住宅設備の話
想像もできないような犯罪の増加・・・住みにくい世の中になったものです。

泥棒も都会の話、なんて考えてしまいがちですが、近年は地方でも空き巣の被害は増加傾向です。

これからはさらに「泥棒から狙われにくい家」に対して意識を高めていかねばなりません。

具体的には
①ドアの鍵をあけるピッキング対策。これはピッキングに強い鍵にかえたり、2つ以上の鍵をつけるなど泥棒が侵入に時間がかかりそうな家づくりとしての防御です。

②ガラス破り対策では一般のクレセント錠だけでなく、窓の上下に補助錠をつけるのが有効です。防犯ガラスフィルムを貼るのもガラスが割れにくい工夫です。

③ホームセキュリティとしてセンサーや通報システムも能力の高いものが普及しつつあります。火災報知器やガス漏れ警報もシステムに組み込むとより安全性を高めるものになります。

などがありますが、この他にも侵入しにくい工夫、設備はあります。高齢者、単身者、日中留守の多い方々・・・安心安全な暮らしのためのご相談もウマノハウジングにおまかせください(それ以前に、犯罪の少ない地域づくりをみんなで推進することこそ重要なんですけどね)。
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総会シーズンです

2008-05-23 20:36:44 | 設計の話
5月は総会シーズンです。

私たちウマノハウジングは建築士個人として鳥取県建築士会や一級建築士事務所として鳥取県建築士事務所協会に所属していますがそれぞれの総会においては県内でご活躍の皆様が集まりました。

建築士というと設計のイメージが強いのですが、私たちの仕事は監理(設計したものが十分に施工されているかの監視など)業務、地域防災や景観保護などまちづくりに関すること、そして近年の安心安全の暮らしに関わる構造計算や耐震診断などの業務など多岐にわたります。

世の中のニーズがあるにもかかわらず、全体的に専門的建築士の数が不足しているのが実状です。こうした社団法人に所属することで、単純にお客様のためのお仕事、というだけでなく、世のため人のために活躍できるノウハウを醸成したいです。
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選べば やっぱり 木の住まい

2008-05-20 19:00:00 | 木の話
本年度も鳥取県行政による木の住まい助成事業を募集中です。鳥取県産の木を使った住まいを建てられる方に、一定の要件を満たせば公的助成金が支給される制度です。制度の詳細はこちらですウマノハウジングも対応しますよ!

しかし、そもそも何故このような制度があるのでしょうか?行政も地場産業や地元流通の支援だけでこのような制度をつくっているのでしょうか?

それもあるかもしれませんが、やはり一番は県産の木の家づくりが優れているからだと言えるでしょう。最新技術から輸入モノまでたくさんの住まいの建て方があるなかで、このように選ばれ続ける伝統木造工法には住めば住むほど愛着の湧く住まいづくりが可能だからこそ根強い人気があるのでしょう。

工夫が凝らせる、素材をいかせる、奥が深い・・私たちのようなプロとして携わる者でも木の家の住まいづくりには夢中になれる何かがあります。

また、その素材が地元にあるのなら、益々住まいづくりは楽しいものになりますね。植えてある樹木を倒してそのまますぐ使えるわけではありませんが、森から産まれる家というプロセスに非常に惹かれる方も少なくありません。

ちょうど昭和レトロがブームであるように、日本人が忘れかけていたものが木の家にあるとも言えるのではないでしょうか?
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忘れた頃にやって来るもの

2008-05-16 20:37:45 | 構造・性能の話
報道で見る中国の大震災の破壊力は恐るべきものです。一瞬にして親族の人命、家財などを失った人たちの事を考えると心が痛みます。

天災は忘れた頃にやってくるとは良くいいますが、災害に遭ってから悔やんでも悔やみきれないものです。また地震保険もまだ加入や適用に柔軟性が乏しく、普及しにくいのが実状です。

阪神大震災以降、耐震基準は厳しくなり、震災後に新築された家はあまり心配はありませんが、耐震基準が甘かった頃の家は要注意です。
先日、ウマノハウジングのイベントを行なった際には無料耐震診断が好評で、いくらかの家を調べさせていただいております。ご心配な方は一度お問い合わせください。

また、いくら頑丈に家を造ったり改良しても、重たい家財の管理など、危険を伴う
ものは壁に緊結するなど対策をとりましょう。また、慌てて外に避難するのも落下物など危険です。備えあれば憂いなし。ハード面の整備と普段の心がけが災害から身を守ります。
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畳敷きのいろいろ

2008-05-12 09:10:25 | 仕上がりの話
日本人の生活様式のなかで特徴的なのが畳です。
輸入ものの机イスによる着座より、何となく畳に腰をおろして何かをするほうが落ち着くといわれる方も多いでしょう。

畳もいわゆる畳縁のある規格寸法もの以外にも、縁のない半畳畳も人気です。
畳コーナーといって、洋室風のリビングの一部に畳を敷くという暮らしの一工夫をさせていただくこともあります。

歴史を調べると、実は板間の一部に畳を数枚敷くというのは平安時代にはみられる様式だったようですが、鎌倉時代以降に部屋全体に畳を敷き詰める様式が定着していったようです。

私たちの暮らしも時代の変遷により少しずつ嗜好が変わっていきますが、純国産の畳文化は大切にしたいものですね。
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手洗いにも一工夫を

2008-05-01 20:40:04 | 住宅設備の話
ウマノハウジング展示ルームに設けた手洗いです。信楽焼きです。

最近、ちょっと気のきいたお店などで良く見かけるようになりましたがお住まいでもいかがでしょうか。据え置き型、埋め込み型、色も形も豊富なバリエーションがあります。

和の新しい演出。日本人はこうした粋な「しつらえ」が好きなんですね。
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