お別れ

　お住まいづくりの仕事をしているといろんなお客様に出会います。一つの世帯にご家族もいらっしゃるし、「出会う」ことが仕事なんだろうな、と考えます。

　新築のお住まいでお世話になって、長い年月メンテナンスでお付き合いをさせていただいて、その中で「お別れ」があることも宿命です。先日もあるお客様が亡くなられ、見送りをさせていただきました。遺影の優しそうな顔を見るといろんなことが思い出され、涙が流れます。そして遺されたご家族。久しぶりに見るご子息が立派に大きくなられておられました。

　それぞれの皆さんの人生の一部に私たちのお仕事は関わらせていただきます。これからも「出会い」を大切に住まいづくりをさせていただきます。

建材のリサイクル

　お住まいの施工現場には次々と建築材料が運ばれて、組み立てられていきます。

　でも、運ばれた全ての建材が使われるのかというと、いわゆる端材として使われないものもあるんです。
　たまにお客様から木材の端材をちょっともらっていいか？と声をかけられることもあります。日曜大工や子どもさんの夏休みの宿題用に使われると端材も喜んでくれるでしょう。


　建材のなかでもリサイクルが徹底されているのが石膏ボードです。内装の下地材として使われますが、現場で加工されて端材もよく出ますが、現場では他のものと分別して処分が義務づけられています。

　石膏ボード端材は現場から専門の中間処理場に運ばれていき、紙材、石膏ボードとしてリユース、セメント材料や土壌改良材としてリサイクルといったものになります。住まいづくりにも環境にやさしい視点を大事になるべく廃棄材を出さないように務めます。

タイヤ痕の付きにくい駐車場タイル

　鳥取でお住まいの方はクルマで通勤されたり、お買い物他用事にでかけられたりとクルマを日常生活で使われる頻度が高いと思います。

　家の前に設置されることが多い駐車場は他人の目にも付きやすい場所。ちょっとこだわっておきたいですね。

　床をタイル仕上げにするとキリッとしますが、タイヤをねじって黒い痕が残ってしまうと折角の仕上げが台無しに・・ということになりかねません。

　住宅設備・建材総合メーカーのLIXILさんの商品、カースペース用タイルは、厚みがあり、表面が適度の粗さになっており、タイヤ痕がつきにくく、丈夫なものになっています。いろんなバリエーションで演出できますのでご相談ください。

梅雨の季節に気をつけたいこと

　今日は強く雨が降っています。爽やかだった風も湿り気を含み、いよいよ梅雨入り宣言も間近のようです。

　この季節に気をつけたいのがカビ対策ですね。体内に入ると毒性を示すものもあり、湿気った空気を長時間放置したくないものです。

　湿気が一番発生するのはオフロ。また扉を開けたままにすると脱衣室にも湿気が対流してカビの発生の原因になります。そうならないためにも、出来るかぎりオフロの湿気を意識してなくすようにしましょう。浴室乾燥機を使ったり、２４時間換気をしておくなどが効果的です。

　どうしてもオフロはところどころにカビが発生してしまいがちですが、時々は時間をかけてきれいなオフロ環境にしておくことを心がけましょう。

近くにあったら便利な施設

　新しい住まいを土地を買って計画するとき、どんな施設があったら便利でしょうか？

　子育て世代の回答を見ると時代が移り変わっていることがわかります。
　上位に上がったのは、大型ショッピングセンター、スーパーや食料品店、コンビニエンスストア、ドラッグストアでした。やはり日頃必要なものを買いに行くのが便利なほうがいい、ということでしょう。

　高齢世帯になると、買い物以外に医療施設が上位に来ます。かかりつけ、緊急時など健康や命に関わってくることが大事になってきます。

　また、多かったのは公園。子どもを遊ばせたり、気分転換ができる場所も近いほうがいいですね。

　個人的にはおいしいパン屋さんが近くにあるといいと思います・・・。