夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

模様替え

2007-09-26 21:23:33 | つれづれなるままに
 きょうは朝から半日がかりであうんのロッカールームと、薬品保管庫の入っている用具室の模様替えをしました。
 職員会議で職員全体に、リスク管理をもう少し進める必要があることを話しました。重度の知的制約者が薬品を誤飲する恐れのある環境があり、それを予防するために、今まで事務室奥にあった職員のロッカールームを薬品置き場に変更して、薬品関係を全て事務室奥の更衣室に移動しました。ついでに静養室の余計な荷物を全部出して、衛生的な環境にしました。荷物はただただ増えるばかりで、ゴミもまたこうして時々整理することで清潔な環境に変わります。こうしてようやく模様替えがほぼ終了したのでした。
 今までの場所と変わったことで、職員が時々間違って「あれ?」と言っては引き返していきます。でもこれで安全な環境が、出来上がりました。ほんとうに少しの油断や判断ミスでとんでもないことが起きるのです。日頃からシュミレーションをするなど、安全管理を徹底したいと思っています。

孟子の言葉

2007-09-26 15:40:14 | こころに残る言葉
孟子の言葉
「天が大任をその人に与える時は、あらゆる障害を経験させて、必ずまずその心身を苦しめて志が本ものかどうか試してみるものである。その試練に耐えうる者のみ、はじめて志を完遂できるのである。つまり、あらゆる障害は、天がその人の至らぬ点を補強するために、あえて与えて下さっているのである

2冊の絵本

2007-09-26 08:30:04 | 私の本棚
 カミさんと本当に久しぶりに、町なかのウォーキングを楽しみました。午前中は弘前城公園内の植物園、その後は紀伊国屋弘前店。久しぶりの本屋さんは見たいものが山ほどあり、たっぷり1時間半かけて歩き、そして2冊の絵本を買い求めました。
 写真の「木を植えた男」ジャン・ジオノ 原作 フレデリック・バック 絵
(あすなろ書房)と「森の絵本」 長田 弘・作  荒井良二・絵です。

 「木を植えた男」は
 「人々のことを広く思いやる、すぐれた人格者の行いは、長い年月をかけて見定めて、はじめてそれと知られるもの。名誉も報酬ももとめない、まことに奥ゆかしいその行いは、いつか必ず、見るもたしかなあかしを、地上にしるし、のちの世の人びとにあまねく恵みをほどこすもの。」の出だしで始まります。
 宮沢賢治の「虔十公園林」をふと思い出すようなストーリーでした。ほめられ、たたえられるために行なうのではなく、30年以上もの長い間ひたすら荒地に植物の種を植えつづけ、やがて幸いの地をよみがえらせた男の話。最後は養老院で静かに息を引き取るのだが、自身の人生を自分だけが納得して終えることができる幸せを、共感の中で読み終えた。

 もう一冊は「森の絵本」で、詩人の長田 弘さんの文章です.ほんとうに大事なもの、ほんとうに大切なものは何か?を問いつづけるお話。絵の荒井良二さんの色使いの鮮やかさが、物語の中に心を誘う。ほんとうに大切なものが森の中にあると語りかける。
 何度も読み返したくなる、素敵な絵本でした。