![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/bb/5fd2416b9af919e1aed81f50e95396cc.jpg)
二週間ぶりのしらとり農場に足を運んだ。だけども農場にはオーナー夫妻の姿がなかった。挨拶をして中に入ると、ウーファーの女性が二人朝の食事をしていた。なんだかのんびりしているので聞けば、きょうは収穫作業をしてはいけない日になっているという。
でも、実際は農作業が順調に進んで、いくらか余裕があるようだった。シュタイナー暦では、星の位置関係で野菜が腐ったりカビが生えるなどの影響があるのだそうだ。オーナー夫妻は収穫した野菜(メロン・スイカ・トマトなど)の種を乾燥させて、袋詰めをしていた。
ジャージ牛の飼育は来年にするとオーナーが言った。小屋作りを来年にしても結局忙しさは変わらないのにと思いながらも、それでも小屋の材料が見つからないのでは仕方ないと思う。美味しいと思ったらその種を残して、来年畑に蒔くという方法はとてもいいと思った。
私があうんの収穫祭の日を決めようと言い、10月27日(土)になった。ボランティアのおばさんたちも招いて、餅をついて皆なでまた楽しめたらよいと思う。今回はコンサートの奏者を誰にしようか頭をめぐらしている。
来年はどてかぼちゃの栽培もいいねと私が言うと、夫人が牛の飼料にもなるし、いいかもねと応えてくれた。収穫祭のアトラクションでこのどてかぼちゃの重さ当てクイズや、中をくりぬいて顔にするなど遊べるかなと思ったからだ。夫人に漬物樽をもらったので、漬物でもしませんかというと、夫人が何度か挑戦しているけど漬物がうまく行かないと愚痴っぽくつぶやいた。
オーナーが「でも何かしら仕事をしようか」と言って、小屋に置いてある籾殻を薫炭にしようと運びに行った。しかし風が強くて火事が心配なので中止になった。
シュタイナー暦では収穫作業は良くないといったが、天候もこれ以上ないくらいに良くて、あうんメンバーがやってきたので、あうんの畑のジャガイモ堀をした。30キロぐらいになっただろうか。立派な団爵芋が収穫できた。これが腐ったらやっぱりシュタイナー暦に従ったほうが良かったと思うだろうなとふと思う。しばらく農場に来なかったので、ピーマンや万願寺トウガラシ、トマトもたくさん収穫し、手かご二つに山盛りとなった。あうんメンバーも収穫作業は楽しそうだ。T君はプチトマトの収穫をしないで、どんどん美味しいといって食べている。無農薬野菜なので、そのまま食べられる幸せ感がそこにはある。トウガラシも食べてご覧というと、A君やMさんが早速万願寺トウガラシを口に入れた。「あまい!」とMさんがいうとA君もそれに続いて「ほんと!」と応えていた。尖らしとは名ばかりで、形はトウガラシだが、炒め物にするととっても美味しい!
先日の強風で、あうんのトマトの棚が倒れていた。これは明日にでも直さなければならないと頭をめぐらせた。これから先のあうんの畑での収穫対象は、トマトのほかにはかぼちゃと毛豆、それにサツマイモになった。今年の収穫も先が見えてきたなと思った。秋蒔きの野菜を少し考えたい。
それにしても、バジルの香りが畑に漂って、とっても気分がいい。
写真の花はしらとり農場で栽培している「花オクラ」で、食べられるお花です。私はまだ食していませんが、食べた方のお話しではやっぱりつるつるしていてオクラだわということでした。青空に生えて美しいので撮影しました。