夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

敬老会演芸用準備総仕上げ

2007-09-06 07:37:16 | つれづれなるままに
 きょうは朝から気温はさほど高くないのだが、湿度が高くて小雨もぱらついていた。あうん事務室にはパソコンが6台もあり、その熱も加わってエアコンをつけないとなかなか快適な仕事ができない。
 私は朝から敬老会の小道具や大道具のことで頭がいっぱいで、昨日依頼されたとうもろこしの配達を忘れていた。
 スタッフのMさんが綱引き用ロープのような長くて太いロープを持参してくれたので、一番課題でもあった土俵のアイデアがコロンと頭の中に転がった。このロープを二重にして土俵の芯にして、その芯の周囲に土俵と同じ太さの筒を入れてその筒に新聞紙をくるんで、その新聞紙の筒の空洞に真綿を詰める。その繰り返しで土俵ができました。最後に土俵の俵色の絵の具を塗って完成です。久しぶりに絵筆などを手にして絵の具を塗り、なんだかとっても気持ちが新鮮でした。次は力士の回しの手直しです。第1回目はこの回しがゆるくて解け、下がってしまったために、きょうは糸で縫い上げて力士役の方の腹回りにに合わせて、ガムテープで貼り付けることにしました。それにしてもこの針に糸を通すのも至難の業です。眼も老眼になっているのか、なかなか糸が通りそうもなく、結局私よりも若い事務員に依頼しました。それでも昔取った何とかで、糸で縫い上げることはできました。力士の下がりを動きやすいものにしようと、考えて材料をなんにしようかと思い悩みました。結果園芸用の黒い棕櫚製の紐を使うことにしました。一本ずつ木工用糊を縫って乾燥させて棒状にしました。こうしてかなりリアルな力士の戦闘スタイルが出来上がったのです。楽しいことは何でこんなにアイデアが湧きあがってくるのでしょうか。
 午後6時30分に役者さんたち地域の叔父さんたちがやって来ました。そして力作の土俵を見て、「エッ?!」これを創ったの?」と驚きの声。そしてマワシを締めて、ようやく皆さんの気持ちがノリノリになって来ました。呼び出し庄吉役のOさんは家で練習して来たらしく、呼び出しの声もなかなか工夫された節回しです。行司役のIさんは軍配の操作の工夫をしています。栃錦役のIさんは、学生時代に演劇をやったことがあるということもあってか、相手の若乃花役にアイデアを伝えています。若乃花役の会長さんは前回の練習で膝が痛くて、蹲踞できなかったため椅子を使うことにしたのですが、それが気になっていたらしく本番では我慢して椅子は使わないと言い張りました。今回は審判役のSさんが参加して来て、相撲通なのか細かい所作を指導してくれました。衣装係のM女さんが審判の着る紋付袴を準備してくれました。みんながそれぞれの得意を活かしながら、楽しんでいる姿はとても嬉しく、ほほえましいです。
 あとは本番前日の総練習で、立ち位置を確認したり、動き、15分以内に納まるように時間を調整すれば良いだけです。本番も後もう少しです。