つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1116号 保育に活かそうつながりあそび・うた②

2020年05月23日 | 抱っこ通信
 今週は月曜日から土曜日まで毎日、フェイスブックで『ゴシゴシゴシゴシ』の遊び方を動画で6回に分けて、紹介しました。見ていただきましたか?
 抱っこ通信1115号と1116号とコラボしています。
 
 動画にチャレンジして4回目で、6回にわたる連載になりました。やってて難しかったですがおもしろかったです。仲間たちからの反応もあって嬉しくもあり、楽しかったです。
 
 きっと、つながりあそびやあそびうたを保育に活かす原点は、このおもしろさ、楽しさかなと思います。
 サマー・カレッジをはじめ、いろいろな研修会で出会ったり、保育雑誌で見たり、先輩の子どもたちとあそんでいる姿から、おもしろい、楽しそうと感じたものを、自分も子どもたちと楽しんでみたいと実践するのでしょうね。
 
 「子どもたちへの前に、まずは先生自身が楽しさを経験しよう」がサマー・カレッジの一番目の願いです。サマー・カレッジのスタート時から変わっていません。サマー・カレッジスタ―ト当時の他の研修会で、「楽しもう」なんていうことが研修目的や研修の願いに掲げられていた研修会はなかったと思います。
 
 講師や音響さんや実行委員会の仲間たち、そして参加した仲間と共に、みんなでからだに汗して心を動かして、心がつながってつながりあそび・うたを楽しみます。私はひとつの研修会をみんなでつくっていくという心構えです。
 その結果、参加syの仲間たちは、サマー・カレッジのスタート時とエンディング時での自分の変化にみなさん驚いています。自分が楽しめたと、変わったと。
 
 そして、即、現場で実践したくなります。子どもに早く会いたくなります。
 しかし、現実は、子どもと楽しんでルンルン気分の仲間もいれば、なかなか遊びたくても遊べない仲間もいます。そういう仲間の方が多いようです。
 つながりあそび・うたが難しいとか、先生個人の力量がないとか、そういう問題でないところにいろいろな問題があります。
 
 「楽しさを経験しよう」が最初の願いです。
 私はこの願いの中に、例えば、「保育を楽しんでいますか」とか、「職場の人間関係、楽しいですか」とか、「生きていること楽しいですか」とかの問いをつけています。
 
 一つ一つのつながりあそび・うたやあそびうたや集団遊びなど、きっと本来は楽しいものでしょう。でも、楽しもうとする自分が、職場が、暮らしが楽しめないようになっているのですね。ここをなんとかしたですね。
 
 「楽しいを経験」する中で、楽しめなくなっている現実を見つめることから出発です。小さいことでも、まずは、おもいきりつながりあそび・うたを楽しむことです。自分が楽しめた、変われたのですから、その楽しさを子どもたちへ、仲間たちへ保育の中で伝えることです。それが難しいだけどね。
 
 今週の『ゴシゴシゴシゴシ』だって、子ども同士が両手をつないで引っ張り合ったり、ジャンプしたり、まわったりというあそび方だけに目を向けないで、散歩から帰って手足を洗う時や、泥んこ遊びの後に全身を洗う時や、おひるやおやつ前に机を拭く時や、ぞうきんを絞る時やナンチャカンチャラ(大阪のみなさ~ん、使い方違っている?)、いろいろ口ずさむことからスタートです。そんな楽しそうにしている先生の姿がおもしろくて嬉しくて子どもたちも口ずさんでいくように思います。ここにあそびのスタートラインがあります。
決して、「ミュージックスタート」からつながりあそび・うたは始まりません。


 
コメント
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