またまたジャンケンの話です。
前々号ではなぜ、ジャンケンをするときに「最初はグー!」だったのか? 前号では、ジャンケンの楽しさは「相手がいるから」、今号では三すくみのジャンケンの魅力というか、ジャンケンの楽しさを通して伝えたいことの話です。
まずは、CDのタイトルにもなっているのに、ライブでは1回も歌っていない『ジャンケン兄弟』の歌詞を読んでみてください。
残念ながらCDは、1996年に音楽センターから出版されましたが、今は、絶版になっています。
曲調は一応、ラップ調。ま、私がその気になって歌っていますが、音頭調というか口説きというか、いつ聞いても笑ってしまいます。
また、ダンスの振り付けもありました。
ほとんど振り付けは自由なのですが、ダンスビデオも出版されていました。
ビデオで踊ってくれた仲間たちも当時は若かったですが、今ではみな可愛いおばあちゃんになっています。
ジャンケン兄弟
作詞・作曲 二本松はじめ
ジャンケン ジャンケン ジャンケン兄弟 グーチョキパーでジャンケン兄弟
ジャンケン・グー ジャンケン・チョキ ジャンケン・パーでジャンケン兄弟
グーがいなけりゃ始まらない チョキがいなけりゃ始まらない
パーがいなけりゃ始まらない あんたがいなけりゃ始まらない
ジャンケン ジャンケン ジャンケン兄弟
(ジャンケン ジャンケン ジャンケン兄弟)
グー(グー) チョキ(チョキ) パ-(パ-)
グー(グー)チョキ(チョキ)パ-(パ-) グーチョキパー
おいらの名前はジャンケン・グー なんて言ったって一番強い
チョキさんなんかじゃ歯が立たない おいらは元気な石のグー
クマさんグリグリグリングリン グリコでグングン力持ち
石は固くてハサミにゃ負けない なんて言ったって一番強い
ジャンケン ジャンケン ジャンケン・グー
グー(グー) チョキ(チョキ) パ-(パ-)
グー(グー)チョキ(チョキ)パ-(パ-) グーチョキパー
パットパットなにをおっしゃる カメさんみたいなグーさんよ
グーさんやさしく包みます おいらはカミカミカミサマパー
ちょうちょもヒラヒラパリンパリン パイナップルでアッカンベー
紙は広くて石にゃ負けない なんて言ったって一番強い
ジャンケン ジャンケン ジャンケン・パー
グー(グー) チョキ(チョキ) パ-(パ-)
グー(グー)チョキ(チョキ)パ-(パ-) グーチョキパー
チョットチョット寝ぼけちゃいけない アヒルさんみたいなパーさんよ
パーさんザクザク切ってしまう あたしはサミサミハサミのチョキ
カニさんチョキチョキチョキリンチョキリン チョコレートでパピプペポ
ハサミは鋭く紙にゃ負けない なんて言ったって一番強い
ジャンケン ジャンケン ジャンケン・チョキ
グー(グー) チョキ(チョキ) パ-(パ-)
グー(グー)チョキ(チョキ)パ-(パ-) グーチョキパー
グーチョキグーチョキグーチョキパー
(グーチョキグーチョキグーチョキパー)
チョキパーチョキパ―チョキパーグー
(チョキパーチョキパ―チョキパーグー)
パーグーパーグーパーグーチョキ
(パーグーパーグーパーグーチョキ)
グーチョキパー グーチョキパー グーチョキパーでジャンケン兄弟
ジャンケン ジャンケン ジャンケン兄弟
ジャンケン ジャンケン ジャンケン兄弟 グーチョキパーでジャンケン兄弟
ジャンケン・グー ジャンケン・チョキ ジャンケン・パーで ジャンケン兄弟
グーがいなけりゃ始まらない チョキがいなけりゃ始まらない
パーがいなけりゃ始まらない あんたがいなけりゃ始まらない
ジャンケン ジャンケン ジャンケン兄弟
グー(グー) チョキ(チョキ) パ-(パ-)
グー(グー)チョキ(チョキ)パ-(パ-) グーチョキパー
グー(グー) チョキ(チョキ) パ-(パ-)
グー(グー)チョキ(チョキ)パ-(パ-) グーチョキパー
あんたがいなけりゃ!
歌詞を読んでも「なんのこっちゃ」わからなでしょうね。
歌いたかったことは二つ。ちょっと理屈っぽいですが。
一つは、勝ったり負けたりする関係であっても、利害が反する関係であって、敵味方の関係でも、その相手とその関係を受け容れることが楽しいということです。
それこそ、地球上の生命が20億年以上もかけて、敵対する生命(単細胞)を自分の中に受け入れることから、また、敵対する生命(単細胞)に受け入れられて、はじめて出発したということから考えた時に、今、どんなあいてであっても、どんな関係であっても、まずは相手を受け容れる、その関係をまずは受け容れることが大事なのかなと思います。
ジャンケンだって、勝ち負けだけにこだわらず、ジャンケンする相手のことや、ジャンケンしているそのものが楽しくなっていきます。
二つ目は、最後の♬あんたがいなけりゃ♬です。私にとってあなたが大事です。あなたはあなた自身の主人公です。私は私自身の主人公です。自分が生きるためにも、一人ひとりが生かされるためにも「あなた」を大事できる人になりたいです。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が、今月末まで延長される中で、保育、教育現場の状況はいかがですか。つながり仲間には電話でやり取りして、現状を聞いたりしています。
まだ、入園式すらできていない園や、一度も登園していない子どもがいたり、この空白期間は子どもの成長・発達に大きな影響を与えそうです。現場の先生たちはみながんばっています。いろいろ考えさせられます。
鹿児島の養護学校の先生からのメールを紹介します。
学校は、現在三密を避けるために、登校日をずらしながら学習を始めています。今週小学部は、月、水、金曜日登校で、中学部は、火、木、登校で、来週はその逆です。なかなか1週間のリズムをとることが難しいですが、子ども達の笑顔に救われながら、頑張っています。1日も早く終息してほしいですが、先の見えない敵と戦っている感じです。
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