筑波大学硬式野球部のブログ

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明治神宮野球大会1回戦vs近畿大学

2018年11月11日 10時06分34秒 | 2018年 明治神宮野球大会
おはようございます。
主務の松本です。

今回は昨日行われた明治神宮野球大会1回戦・近畿大学との試合の模様を振り返りたいと思います。

12年ぶりの明治神宮野球大会。先発のマウンドにはエース・村木(体育2・静岡)が上がります。村木は序盤、近畿大学打線を相手にピンチを招くも気迫のこもったピッチングで要所を締め、スコアボードに0を並べていきます。



一方、筑波大学打線は近畿大学先発・小寺の前に3番・種子島(体育4・膳所)の安打などでランナーを出すも後続が繋がらず、先制点を奪うことができません。

試合が動いたのは4回の近畿大学の攻撃。この回先頭の4番・佐藤が村木のストレートを捉えます。レフトへと上がった打球はそのままスタンドに吸い込まれるソロホームランとなり、近畿大学が待望の先制点を奪います。

なんとか同点に追いつきたい筑波大学ですが、近畿大学・小寺の前に打線が沈黙します。

流れを変えたい筑波大学は7回から守護神の加藤三(体育2・花巻東)を投入します。その加藤三でしたが、先頭の5番・谷川に三塁打を打たれると、続く6番・中塚には犠飛を打たれ、追加点を奪われます。

2点リードを奪った近畿大学は8回から必勝リレーに入ります。
満を持して、村西をマウンドに送ります。

その村西を捉えたい筑波大学はこの回先頭の代打・秋岡(体育4・沼津東)が四球で出塁すると、続く3番種子島がこの日3本目の安打でチャンスを広げます。このチャンスを生かしたい筑波大学でしたが、4番・中島(体育4・鹿島)がサードゴロに打ち取られるなど後続が倒れ、得点を奪うことができません。


(安打を放つ種子島)

最終回の攻撃に繋げたい筑波大学の8回の守りは加藤三が近畿大学を三者凡退に打ち取り、流れを呼び込みます。

9回の筑波大学は、この回先頭の7番・星(体育4・桐蔭学園)が四球で塁に出るとその後2死2塁となり、1番・篠原(体育3・敦賀気比)がセンターへの安打を放ち、2死ながら1、3塁のチャンスを作ります。この場面で代打に1年生の片岡(体育1・報徳学園)が送られます。片岡は起用に応える見事なレフト前適時打を放ち、1点差に詰め寄ります。なおも、2死1、3塁で迎えるはこの日3安打の3番・種子島。一気に同点と行きたいところでしたが、種子島はセンターフライに打ち取られ、万事休す。


(打席で構える片岡)

12年ぶりの明治神宮野球大会は1-2で1回戦敗退となりました。

以下この試合のランニングスコアになります。
筑波 000 000 001 1
近畿 000 100 10× 2
筑:村木、加藤三-島
近:小寺、村西-井町

この試合をもって、私たち4年生は引退になります。
私がブログを書くのも最後です。

私自身、野球人生の最後に、12年ぶりの神宮球場で試合が出来て、それもあれだけ多くの声援をいただけて、本当に幸せだと感じています。



日本一になれなかった悔しさはもちろんあります。
もっとみんなと長く野球がしたかったです。
反省したくてももうできません。
学生野球を頑張りたくてももうできません。

それでも、昨日の試合の最後の粘りや1つ1つの取り組みは私たちがずっとやろうとしてきたことそのもので、新チーム発足時から目指し続けてきたものがようやく形になった気がしました。ここまでやってこれたという充実感もあります。



私たち代で筑波大学硬式野球部の歴史を1つ塗り替えることができましたが、この1回限りにしてほしくはありません。なぜなら私たちは勝ち続ける組織を目指してやってきたからです。大切なのはこれからだと思っています。次にバトンを受け継ぐ3年生以下の後輩たちが、さらなる高みを目指してやってくれると思います。

新チームでは私たちが成し遂げられなかったリーグ優勝、日本一になってもらいたいですし、それができると信じています。

最後に、筑波大学硬式野球部を応援してくださる皆様へ、本当に多くのご声援ありがとうございました。
皆様の応援無くしてはここまでやってこれませんでした。
特に最後の神宮球場の応援は一生忘れないと思います。



私たち4年生も筑波大学硬式野球部もまた新たなステップへ歩みを進めます。今回の経験を生かせるように、それぞれがまた精進していきたいと思っています。引き続き宜しくお願い致します。

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。




主務 松本 昌章
コメント
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