福寿院は真言宗豊山派の寺ですが、寺らしき建物は、茅葺の観音堂だけです。十一面観音像は秘仏で、開帳されません。
幼稚園の場所が寺だったのかな?
観音堂の境内で一番大きな石塔です。
「光明真言講」とか、いろいろな講があって、昔の人はそれだけ強く仏の力にすがっていたのだろう。
立派な供養碑は養豚業の酒巻孝之さんが昭和 63 年に建てたものです。
小さな祠は、今も柏市では 5 月 1 日から 5 日間行われている「送り大師」の札所です。
(石碑から、この四国八十八箇所めぐり地方版の行事が昔から行われていたことがわかります)
成田山新勝寺月参りの記念碑は、明治 11 年の造立です。
後ろの小窓はどう使ったのでしょうか?
また、いろいろな神様の石碑が置かれていることにも気づきました。
(大杉神社・待道大権現・春日大神宮・天照皇大宮・八幡大神宮)