わが家のロウバイが満開だ。
朝、雨戸を開けると芳香が漂ってくる。
家人が20年以上前 coop で注文した苗木から育った。
家人によると、私の母が好きだったそうだ。
ロウバイは江戸時代中期に中国から持ち込まれ寺などによく栽培されたという。
母は三河の臨済宗妙心寺派の寺の娘で、若い頃本山で一年ほど生活したことがあると言っていたから、そのころ好きになったのかも知れない。
家人によると、 coop ではカタクリ等いろいろな苗を試してみたが成功したのはこのロウバイだけだという。
そんな謂われを聞いてみるとこのロウバイに一層愛着が感じられる。