加須近郊 7.5 km の東武 379 回健康ハイキングは、 6 月 6 日 ~ 6 月 16 日の期間各自が、地図をもらって自由に歩きます。
(東武伊勢崎線加須駅北口)
(北口商店街)
(北口商店街駅から 300 m の観光案内所)
今日のコースは、駅南口に広がる旧騎西町のエリアだ。
(加須駅の東の踏切を渡って南口に出る)
南口に出て、広い道を少し進むと、眼前に広い田が開けました。
加須は、関東平野のほぼ真ん中に位置し、ここに立つと、「平野というものは、こんなにも見渡す限り平地なのだ」と実感します。
ところどころで、麦の栽培が見られます。「麦の秋」が夏の季語であることの証拠です。
(用水が田の間を縦横に走り給水の役目を果たしている)
しばらく田の道を進むと前方に城が見えてきた。
天守閣を持つ三層のこの城は、昭和 50 年、旧騎西町 20 周年記念事業によって建てられたもので、実際には平屋の城であったが、寛永 9 年( 1632 ) 殿様の岐阜への転封に伴い廃城になった。この辺りは湿地で、当時の技術では、天守閣を持つような城の建設は無理だったのではないかと思った。
紫陽花は、城と騎西総合公園を結ぶ道の両側にあった。
城のある加須市根古屋の辺りでは、寺や昔からの商店が目についた。
(和菓子司 美よ志)
この和菓子店のチラシには次のようなことが書かれていた。
「埼玉県加須市騎西地区は県下一のイチジクの産地です。当店の「いちじく菓子」は多くの方に愛され、平成 16 年には現天皇に味わっていただく栄を得ました。また有名旅館などで茶請けの一品としても利用いただいております・・・」
無花果を取り入れた、羊羹、まんじゅう、せんべい、ジャム、パイ、マドレーヌ、大福、もなか、も製造しているようで、私は素通りしたことが大いに悔やまれた。
帰路は、コースから外れて、目についた寺や神社に片っ端から立ち寄ったので、加須駅南口にたどり着いた時、2 万歩も歩いていた。
(加須駅南口)
やれやれ、少し無鉄砲に歩いた。