雨曇子日記

エイティライフの数々です

2012年の梅

2012-03-30 16:12:33 | つれづれ
    



    



昨年は全くちらほらとしか咲かなかった我が家の梅が、
3月も終わりになって盛大に咲いた。
「遅くなってごめんね」と言っているようにも見える。

そうであれば悪い気がせず、不精な私も、錆びた植木ばさみなどを取り出して、隣のもちの木の枝を落としたりして、御機嫌をうかがうのでありました。


英語を身につける ということ

2012-03-29 10:12:35 | エッセー

「この薬を飲み、一晩ぐっすり眠れば、不思議なことに、翌朝目覚めた瞬間から、あなたは英語が話せるようになっています。外国人の話す英語がじつに鮮明に耳に飛び込み、内容さえ分かるのには驚きです。その代り日本語を話せなくなったということは絶対にありませんから、心配はいりません。お試しセットを無料でお分けしています。すぐお電話下さい。」
 
 このようなコマーシャルが流れたとしたら、英語を身につけたい人がどっと飛びつくだろうか。

 しかし、似たような宣伝があらゆるメディアで終日流され「ほんとにただ聞くだけでいいのかな。赤ん坊が言葉を覚えるようにある日急に英語が口から飛び出し、英語放送が楽々理解できるようになるのかな。」と思ってしまう。
 恐ろしいことだ。

 では、楽々英語を身につけたいという願望は間違っているのか?いや、それは誰しもそう思っているのだから、間違いではないと思う。

 ただ、大人が赤ん坊になれるか、という問題がある。赤ん坊は「どんなことも知らなくてあたりまえ」という前提で周りの人があらゆることを、懇切丁寧に教えてくれる。それを赤ん坊は、無心に受け入れる。「馬鹿にするな」などと言わない。 

 「そんな理屈をこねて、おまえは英語学習意欲に水を差す気か」と叱られそうだが、そんな気はもうとうありません。
 私も70代ながら、英語力を身につけたいと思っている。
 最近は、電車に乗っても英語のアナウンスをよく耳にする。まず、ここからと思い、それを理解しようと努めているが、左のドアが開きます。と言う時の「the left side オン ザ ドア will open」のオンがよく聞き取れない。
 それでは、と、中学1年の「基礎英語講座」を耳元にラジオを置き聞き流してみた。これならよく分かる。しかし、それでも反復練習を繰り返さないとついていけない。年齢、体裁を捨て、それこそ赤ちゃんのように無心にレッスンについていけば、いささかの進歩は見られるだろうというメドはついた。

 メドは付けてもまだその状態にとどまっている私ですから、今までくどくどと書いてきたことはあまり気にしないで下さい。


天下の名園 偕楽園

2012-03-21 20:07:32 | 大歩危トラベル

3月22日(水) 水戸偕楽園を訪ねる。


   


   



もうし、 黄門様じゃあありませんか!




   


そうじゃ。わしが水戸光圀じゃ。
「はーっ。」
「まあ、固くならないで。ゆっくり観梅を楽しまれよ」
「ははあーっ。」ということで、園内を漫遊。


   


今頃6分咲きとは、今年の開花は随分遅れたものです。でも、木によっては満開です。


   


好文亭へ行ってみよう。「江戸後期、徳川斉昭(烈公)の創建だから、黄門さまは御存じない。」



   


   



   



   


  
   


絶景を楽しませていただきありがとうございました。長生きはするものです。(70歳以上入館料無料)

 
   


   


   



   



偕楽園のよさを見直しました。来年も来たいなあ。

 


東京たてもの園

2012-03-16 22:15:16 | 東京散歩

3月16日、 小金井公園内の東京たてもの園を訪ねた。
中央線武蔵小金井駅から西武バスで「小金井橋」に。


        


江戸時代、吉宗の頃玉川上水べりに桜が植えられ、吉野に並ぶ桜の名所となったという。


               


桜はまだなので、梅を観る。


               


               


               


         


黄色は、サンシュユ。

いよいよ、たてもの園だ。 


         


               

この建物は、1941年(昭和16)、皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために仮設された式殿。


               


皇居の東御苑で昭和3年まで正午の「ドン」として親しまれた大砲。(山手線内ぐらいは聞こえたのかなあ。90代の人なら覚えているかも。)


             

          


                


交番は、昭和18年まで、神田万世橋のたもとで現役。


                



                


                


銭湯は昭和4年築。足立区千住元町の子宝湯。
和傘問屋、川野商店の1930年(昭和5)ごろの様子。



                


三井八郎右衛門邸(1952年築)
先祖をたどれば、伊勢松坂の商人の子で、1673年(延宝1)京都と江戸に呉服店 越後屋を開業した方が初代三井八郎右衛門高平を名乗る。「高」の字は代々引き継がれているとのこと。


                


                


三井家の家紋「隅立ち四つ目結」。



        


                

写真の方の母上が嫁入りされた時の長持。(ちなみに、福井徳川家より嫁がれたとか)


         


三井家に随分のめりこんでしまった。これも、懇切丁寧なボランティアガイド富田さんのおかげ。


                


この建物は、フランスでル・コルビュジェに学んだ建築家前川國男が、1942年(昭和17)品川区大崎に建てた自宅。建築を学ぶ学生たちが見学に訪れるとのこと。

ボランティアガイド富田さんのおかげで、本当にじっくり見学できました。





  


船橋 海老川べり雨中散歩

2012-03-09 17:44:01 | 関東の小都市歩き

今年のNKK散歩は雨に祟られている。
延期すればよいのに、決行してしまう。お互いにまだ若いつもりである。


船橋市、海老川沿い。
3月 9日。春の気配は十分。


   


    


   



   


所々の彫刻群はユニーク。


   


     



   


   



    



    


「在日大韓基督教船橋教会」の建物は、異国情緒たっぷり。


昼食は、船橋中央卸売市場の食堂。


   


   


    


食堂のおかみさんが、「中央の文字のつく市場は農林省の管轄だから・・・」と、自慢げに言う。朝3時から午後2時までの営業という。
880円のカキフライ、おいしかったですよ。
 




閏日(うるうび)

2012-03-01 17:09:02 | つれづれ
現在購読している朝日新聞には、まず本日の日付が出ている。
2月29日は、その下に閏日とあった。

そうだ、今年は閏年で平年より1日多く、2月は29日まである。

この年にはオリンピックが開かれ、今年は第30回大会で7月27日から8月12日までイギリスのロンドンで行われる。

それはさておき、今年の2月はことのほか寒かった。私が新聞から拾って日記帳に記録している千葉県北西部の我孫子市の気温を昨年と比べてみると、1日の最高気温が10度を越した日が昨年の17日に対し、今年は4日だ。

1日の最低気温は、0度以下を記録した日が昨年の13日に対し今年は17日。
2月19日はマイナス6.7度を記録。

インフルエンザも今年は大流行と新聞は報道していた。

私たちは厳しい冬を乗り越えてきたと思わずにはいられない。