雨曇子日記

エイティライフの数々です

アメリカオニアザミ

2022-06-24 17:26:11 | 花散歩

 

僕は、国道のわきでこの花を見て、のあざみとおもってしまった。

しかし、「待てよ」と思った。

「あざみの歌」にあるような風情がない。

 

 

高嶺の百合の それよりも

秘めたる夢を ひとすじに

くれない燃ゆる その姿

あざみに深き わが想い

 

という歌の歌詞は、この花では出てこない。

おまけに、とげで全身を武装している。

 

 

図鑑で調べてみるとヨーロッパ原産の大型の外来雑草とのことでした。

「1960年代に北海道で発見され、特に北海道で蔓延しています。現在は外来生物法要注意種に指定されています。」

千葉県柏市大津ヶ丘の国道16号沿いの空き地に蔓延していた。

 

 

空き家のガレージにも侵入していた。

 

 

 

 

 

 

 


夏椿(沙羅の木)&ユリの木&アジサイ

2022-06-20 20:42:59 | 花散歩

 

これは、ある民家の庭先に咲いた夏椿です。

 

 

アポック社の「造園樹木辞典」」には次のように書かれている。「直立してすらりと伸びた樹姿、すべすべして斑紋のある木肌、緑の葉の間に純白の椿に似た花。枝が広がらずに狭い樹冠を作るので、面積を取らず子庭にも植えられる。」

 

 

 

こちらは、柏市中原防災公園のユリの木。街路樹と違い、一本だけのびのびと育っているので新宿御苑にあるそれのように大木になりそうである。まだ花は咲かないが大きな蕾をつけていた。

 

 

 

柏市逆井観音寺の紫陽花も見事だった。6月に相応しい。

 

 

 

 


第8回「写楽」写真展

2022-06-16 20:03:46 | 展覧会

 

発足9年目の写真愛好家のサークル「写楽」が、第8回写真展を開催中だ。我孫子市けやき会館2階で6月18日(日)まで。

 

会員のTさんは、我が家の隣の奥さんなので毎回作品を拝見している。

 

 

静岡県富士吉田市の商店街夕方の風景。富士はいつも遠くから眺めているが、こんなに身近にあるのは大迫力。

 

 

これは、課題作品「水のある風景」で「犬かき!ガンバレ!」と題した作品。

千葉県南房総市の屋外プールでお孫さんの泳ぎを撮影された。

 

 

「白サギの寝坊する朝」は、自由題材の作品。

 

 

10月のある朝、日の出前。手賀沼が手賀川となって東に流れるその川岸の風景。渡り鳥の中サギは、こうして夜を過ごすのだ。

 

 

この作品の前には人だかりがあった。

Tさんの4点目の作品は、自由課題の「最終コーナー」。

 

 

撮影会で大井競馬場を訪れた時の作品とか。「吉田どけー」など、騎手の怒声が響く凄まじいせめぎあいの場。

 

この会の会長 岡崎孝さんの作品。

 

 

こちらは、事務局長 岡崎孝さんの作品。

 

 

岡崎さんは退職後の趣味として写真を始められたとのこと。この写真は、故郷山口県萩市の海岸とのこと。フォルンフェルスとして有名とのこと。(岡崎さん、私の写真ランプが映ってしまいごめんなさい)

 

この、軽井沢の桜の写真も岡崎さんの作品です。

 

 

 

 

 


アサツキではなくてニンニクでした

2022-06-13 15:44:42 | 花散歩

6月13日(月)近くの貸農園の畑地に見知らぬ花を見つけた。

 

 

事典を見ると、「アサツキ」というらしい。

「・・・葉は小さなネギのようで、太い茎を立ち上げ薄紫の花をボールのようにかためてつける。山野の草地や、川岸、海岸などに群生する。ネギや野蒜の仲間。ユリ科の多年草。・・・」などとあった。

 

 

ネギ畑に行ってみると似たような花があった、

ユリ科というのは見た目では分からない。

 

 

関係はないが、これは立葵。すっくと伸びている。

 

 

これも関係はないが、道端に元気なノアザミがあった。

 

 

タンポポのように盛大に種を飛ばしていた。

ニンニクは、球根の部分を太らせるため、あらかじめ花の部分を切り取るため、滅多に花は見られないのだ。

ともかく、私の早とちりでした。ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


飛ばない水鳥にござる

2022-06-09 17:09:17 | つれづれ

 

手賀沼に住まい致すコブハクチョウでござる。

渡り鳥の白鳥は、くちばしが黄色なので識別は簡単でござるよ。

 

 

4キロほど大津川をさかのぼって参った。今は、紫陽花が見ごろでござるのう。

 

 

ところで、なぜ飛んでこなかったかと申されるのか?

 

 

それは、飛ばないからよ!

飛ばないでいると、体が重くなって飛べなくなるのよ。

まあ外敵もいないし、飛ばない水鳥として当分いさせてもらいますわ。

 

…というわけでござる。

 

 


三河雑兵心得

2022-06-04 13:39:49 | エッセー

 

「三河雑兵心得」という時代小説にはまっている。

作者は、井原忠政。徳川四天王、酒井忠次、榊原康政、本多忠勝、井原直政から一字ずつ取ったペンネーム。

 主人公は、作者の創作で、渥美半島の付根の辺りにあった植田村の百姓、惣兵衛だ。

 惣兵衛は、夏目治右衛門の足軽となって、一向一揆側に組みして家康側と戦うが、許されて家康の家来となる。

 物語は、双葉文庫の書下ろしで、6月現在次のように出版されている。

1.足軽仁義 2.旗指足軽仁義 3.足軽小頭仁義 4.弓組与騎仁義 5.砦番仁義 6.鉄砲大将仁義 7.伊賀越仁義 8.小牧長久手仁義

 

 私は、柏市沼南図書館を通じて7冊目まで読み進んできた。伊賀越えは、家康にとって人生の一つの危機。わずか50人ほどの供で堺に取り残されている。どう岡崎城に逃げ切るか!

 

「あかん、9時だがや」文庫本を読みふけって不覚にも寝坊した。

「たあけ、ぼやぼやしとるとゴミもっていかれるぞ!」誰かに𠮟り飛ばされているように感じた。まさか、本田平八郎ではあるまい。

慌てて、突っ掛けをひっかけゴミ集積場に走った。(間に合ったがや)

ホッとして帰ると妻が言った。

「あんた、今朝はホットケーキを焼くんじゃあなかったかん」

「ほっか、ほんなことを言ったかん。今日はやめた」

 

 妻が作った雑炊に生卵と生ネギを入れて、朝刊の数独を解きながら朝食をとっていると電話が鳴った。図書館だ。

いよいよ「小牧長久手」か、と期待を持って出かけると、別に注文した「百年厨房」村﨑なぎこ・小学館だった。

「小牧長久手」はまだかと聞いてみると、「先客がいて、あなたは2人め」とのたまった。


初夏の庭木

2022-06-01 14:59:06 | つれづれ

5月末近所の個人商店の庭に、ブラシの木が花をつけていた。

 

 

 

20年以上前、30㎝ほどの苗木を植えたのが3メートル以上も育って、毎年5月の末頃、ビンを洗うブラシのような花をつける。

花を一度見れば、ブラシの木という名前は忘れない。オーストラリア原産の常緑樹だ。

 

 

こちらは、色は似ているが柘榴の木。隣家の庭木。

 

 

原産地は、西南アジアの半乾燥地帯らしい。5mぐらい育っている。

 

 

これは、ぐみの木の実。やはり庭木。

 

しかし、日本的には、ユキノシタ、ホタルブクロ、アジサイ、などが懐かしい。