八つ橋図鐔 林重光
八つ橋図鐔 林重光
『伊勢物語』の東下りの段に記されている和歌の名所、三河の国の八つ橋が題材。カキツバタの群生する湿原に設けられた八つの橋が、いつしか文様化された。確かに風景があり、和歌が生み出され、風景としても描かれたであろうが、鐔としてはこのように文様化された。この鐔は肥後の林派の作。同じ場面を題に得た作では京透かしにもある。カキツバタに八つの橋、雲と飛翔する鳥は添景で、描かれない場合もある。下は加賀金工によって文様化された八つ橋。
八つ橋図鐔 林重光
『伊勢物語』の東下りの段に記されている和歌の名所、三河の国の八つ橋が題材。カキツバタの群生する湿原に設けられた八つの橋が、いつしか文様化された。確かに風景があり、和歌が生み出され、風景としても描かれたであろうが、鐔としてはこのように文様化された。この鐔は肥後の林派の作。同じ場面を題に得た作では京透かしにもある。カキツバタに八つの橋、雲と飛翔する鳥は添景で、描かれない場合もある。下は加賀金工によって文様化された八つ橋。
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