葛図小柄 古美濃
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/94/4218df4f86ccd5ee3b990658d3ce66e6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/28/ce4a7ff446d3bdd98df44c93cccdf045.jpg)
葛図小柄 古美濃
これも彫口の深い描法からなる作。赤銅魚子地に高彫金の色絵とし、所々に朝露を意味する金の点象嵌を施している。古くからの技法のままになる出来。夏の野山に出かければ必ず見かける葛。多くの葉を茂らせて太陽の光を吸収し、糖質を根に蓄える。紫色の花は藤とは間違えないだろうが、適度にあれば庭園の景色にも採り入れられようが、そもそもは野趣に満ちた植物である。田畑を放っておくとはびこってしまうほどの生命力だ。ここに自然の力を感じていたに違いない。
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これも彫口の深い描法からなる作。赤銅魚子地に高彫金の色絵とし、所々に朝露を意味する金の点象嵌を施している。古くからの技法のままになる出来。夏の野山に出かければ必ず見かける葛。多くの葉を茂らせて太陽の光を吸収し、糖質を根に蓄える。紫色の花は藤とは間違えないだろうが、適度にあれば庭園の景色にも採り入れられようが、そもそもは野趣に満ちた植物である。田畑を放っておくとはびこってしまうほどの生命力だ。ここに自然の力を感じていたに違いない。
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