宝尽文図鐔 加賀象嵌
宝尽文図鐔 加賀象嵌
宝尽は、古くからある文様だが、鍵や宝珠など分り易いものから隠れ蓑などまで様々な事物の文様の組合せからなるものが多い。この鐔では、それらを高彫色絵で処理している。表面に、びんざさらと呼ばれる薄い板を束ねたような器物を描いている。びんざさらは楽器の一つ。その華麗に装飾された、「飾りびんざさら」を構成したものと思われる。それぞれの薄板には様々な文様が描かれている。それも宝物として捉えているのであろう。いずれも高彫に平象嵌と色絵を組み合わせた手法。
最近、日本刀に関しての出版ブームだ。十年近く前に学研から「日本刀大全」が出てヒットした。それを下敷きとした軽い雑誌が昨年宝島社から発行され、10万部を超えるヒットとなった。今年また、その2弾が発行され、2匹目のドジョウは?と思ったが、これも連続ヒット、合わせて30万部に近づいたとか超えたとか、とにかく凄い勢い。これに乗じて歴史関連の雑誌社から、昨年も複数の刀剣関連のムックが出て、いずれも好評だという。今年も、さらに多くの出版社から日本刀関連の出版物が企画されているという。大変ありがたいことだが、それらの多くから、日本刀の写真を借りたいと問い合わせが続いている。貸し出すのは難しくはないのだが、それをセレクトして解説してとなると、容易ではない。するとそこで、このブログに手が回らなくなってくる。
ブログはなるべく欠かさないようにと考えてきましたが、しばらく、飛び飛びで作品を紹介することになるでしょう。ごめんなさい。でも、飛び飛びでも続けます。
宝尽文図鐔 加賀象嵌
宝尽は、古くからある文様だが、鍵や宝珠など分り易いものから隠れ蓑などまで様々な事物の文様の組合せからなるものが多い。この鐔では、それらを高彫色絵で処理している。表面に、びんざさらと呼ばれる薄い板を束ねたような器物を描いている。びんざさらは楽器の一つ。その華麗に装飾された、「飾りびんざさら」を構成したものと思われる。それぞれの薄板には様々な文様が描かれている。それも宝物として捉えているのであろう。いずれも高彫に平象嵌と色絵を組み合わせた手法。
最近、日本刀に関しての出版ブームだ。十年近く前に学研から「日本刀大全」が出てヒットした。それを下敷きとした軽い雑誌が昨年宝島社から発行され、10万部を超えるヒットとなった。今年また、その2弾が発行され、2匹目のドジョウは?と思ったが、これも連続ヒット、合わせて30万部に近づいたとか超えたとか、とにかく凄い勢い。これに乗じて歴史関連の雑誌社から、昨年も複数の刀剣関連のムックが出て、いずれも好評だという。今年も、さらに多くの出版社から日本刀関連の出版物が企画されているという。大変ありがたいことだが、それらの多くから、日本刀の写真を借りたいと問い合わせが続いている。貸し出すのは難しくはないのだが、それをセレクトして解説してとなると、容易ではない。するとそこで、このブログに手が回らなくなってくる。
ブログはなるべく欠かさないようにと考えてきましたが、しばらく、飛び飛びで作品を紹介することになるでしょう。ごめんなさい。でも、飛び飛びでも続けます。