日本東都市中年中行事図十二ヶ月揃小柄 塚田秀鏡作から
五月 端午節句
端午節句は武家の行事として大きな節目。鎧兜を飾り、薬となる蓬を屋根に投げ上げたり軒下に吊り下げる。菖蒲湯に浸かるのも、薬玉と呼ばれる薬種を飾りとするのも関連する。鍾馗様、鯉幟、競馬、舟による競争、石打、菖蒲打ち、柏餅などもある。成長した子供が大人の仲間入りをするための通過儀礼もこの頃に行われることがある。この小柄には、鍾馗の旗指物、風車、吹き流しなどで飾っている武家の様子が描き出されている。
五月 端午節句
端午節句は武家の行事として大きな節目。鎧兜を飾り、薬となる蓬を屋根に投げ上げたり軒下に吊り下げる。菖蒲湯に浸かるのも、薬玉と呼ばれる薬種を飾りとするのも関連する。鍾馗様、鯉幟、競馬、舟による競争、石打、菖蒲打ち、柏餅などもある。成長した子供が大人の仲間入りをするための通過儀礼もこの頃に行われることがある。この小柄には、鍾馗の旗指物、風車、吹き流しなどで飾っている武家の様子が描き出されている。