文治郎が亡くなって、江戸後期、
文治郎の兄弟分、石原常八郎の弟子たちは、
自由闊達な想像力を、鑿の刃先に渾身の力を加えている。
材質も、ぜいたくに厚い板に彫り込んだ重厚感に、
一点一点に早まる鼓動を抑えきれない。
『一見の価値あり」と教えてもらい、
現地着けば、ちょっとがっかりして引き上げた、
高崎市柏木沢「不動寺」の近く。
石原常八稚一家の彫り物が、あるとは知らず、
榛名神社で始まり、榛名神社で終わる、今回、
教えてもらわなければ、生涯見ることは無かったかもしれない。
彫師は石原常八一家、黒保根花輪の彫刻師集団。
石原吟八作と間違えてコメントし、
鳥居では真夏の天気に加えて、緊張感で鼓動が、ドッキンドッキン、
彫り物、見上げれば暑さ忘れるほどの、
「宿稲荷」が 👇
「きょうは、大満足だった、なッ?」
「ウン!」
写真 2018.6.30 高崎柏木沢
これだけのものを外に出して置いて、大丈夫かと心配になります。
何年か前に、骨董市で神社の戸や欄間のに彫刻が施されたものが売られていました。
古いものでしたから、解体された時にもらい受けたのでしょうね。
こちらの彫刻は後世に大事に伝えていってもらいたいですね。
寺社に悪さはしない、と素晴らしい性格があるようですね。
外にあっても大丈夫でしょう。
寺社に悪さをしたのは外国人でしたね。
寺社の彫刻は見て、心を清浄にし、穏やかに暮らせるよう願って彫ったものでしょう。
世界に誇れる彫刻、大事にしたいですね。
まったく同感です。