春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

花の声を聞き、一枝の花に野坂寺 ①。秩父。

2021-05-24 20:46:38 | 秩父34札所

『 花語らず 』
花は 黙って咲き 黙って散っていく 
 そうして再び枝に帰らない
  けれども その一時一処に 
   この世のすべてを託している
    一輪の花の声であり 
     一枝の花の真である
      永遠にほろびぬ生命のよろこびが
       悔なくそこに輝いている

京都南禅寺・ 臨済宗南禅寺
柴山全慶派官長(遷化1974年)が、
悟りの境地を花に托して詠んだ、詩。『花語らず』

全慶老師を師と仰いで、修行した、
秩父札所12番、野坂寺の新井宏英住職は、
観音様のお姿を仰ぐとき、
いつもこの詩を思い出すといいます。

庭に咲く一輪の花の声を聞き、
花の一生の如く無心になり、
観音様を念じ、観音様と出会うことが願うならと・・
観音様のお姿を花に托し、境内には、
一年中花が咲いてるように心がけています・・と。




👇明治39年の火事から、
延焼を免れた、1700年初めに建てられた楼門。







👇楼門の右・左の花頭窓からは、
閻魔大王、五道天輪王、十王がきれいに並んでた。










👇三面観音様が・・。




👇牛もいた。









👇本堂の聖観世音菩薩様まで、
叱られても治らない道草、だいぶ時間がかかりました。





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2 コメント

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牛 花 人 (はな)
2021-05-24 21:57:31
はじめまして
『花語らず』、牛の眼と毛並みに、とりわけ感動しました。 「花」 は、人にも通じますね。
おさななじみの牛が、いまも忘れられません、
ありがとうございました。
佛道山野坂寺、おぼえておいておまいりしたい気持ちです。
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Unknown (とよ)
2021-05-24 22:13:46
はなさん、こんばんは!

花の写真を撮るとき、
ファインダーに映る花は、
この年だけと、いつも思います。
毎年同じ名の撮っても去年の花でなく‥だから、
むきになって撮る時もあります。

きっと自分に通じるからかもしれませんね。

牛とおさななじみ、いい環境でした。
秩父札所34番、まだ半分も行きませんが、
ゆっくりできるお寺さんでした。
参りの機会があるといいですね。
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