春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

竹林の風に、文治郎の墓参り。

2022-07-17 19:06:50 | 関口文治郎/神社仏閣


♪~ Stargazers ~♬
星に願いを
Omar Akram 




勢多郡東村。
1700年初頭から彫刻集団を形成し始めた村。


1743年花輪へ2つの峠を越えて12歳の少年が、
あかぎれの指に小さい仏像を抱えて、
東照宮の飾り彫刻の修繕を手掛ける、
公儀彫物師・石原吟八郎さんののもとへ。
即決、弟子を許されました。

以後、独立した後も吟八郎さんが亡くなる
1767年、最後も看取ったのが、関口文治郎。

彼の遺骨は、黒保根村の医光寺に在ります。
医光寺は文治郎が、師匠を失って傷心のまま、

隠れるように一人、
21歳の時から、欄間に彫刻を施したお寺。








👇その一部です





















関口文治郎、榛名山の
榛名神社の海老虹梁の龍を彫り上げ、
一度は給金の全額を、受け取りながら、
一年後、彫物代金を全額、寄進した実話。
更に一年後
妻と子ら、ライバルらに看取られて・・・・
1807年7月17日、享年77歳。
平成30年5月、近くの関口家墓地から移して、
子孫たちと一緒に・・・・



花輪宿で会ったネコ、
私はこの猫の名を、文治郎と名付けてました。
2022年5月、墓参りの前倒しで、

訪れた時は、もう居なかった・・‼
今日だったら居たろうか
・・・・・






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2 コメント

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関口文治郎 (サッチー)
2022-07-19 10:31:42
とよ様、おはようございます。
 一人の人間を慕い、尊敬してお墓をおとずれる
とよ様。
花輪彫刻集団が住んだ場所も知らず、無知な私は
驚きとその彫刻師の素晴らしさを知ります。
圧巻の彫刻。その方はどんな気持ちでひ たすら
彫っていたのでしょう。
とよ様が惹かれる気持ちが少しずつ分かってくるようですが、あまりの奥深さに脱帽です。
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Unknown (とよ)
2022-07-19 19:24:59
祥子さん こんばんは
訪れて、墓参り・・・なぁんにもありません。
心に刻まれた人のことは、自分だけが知ってるだけ。
彫刻集団、地元の方たちも・・へえ~となる時勢です。
でも、遠い場所であっても、たまたま、歴史に残ってるだけのことです。

愛するか、素通りするかは・・・・・ウン‼
たまたま、共鳴するものがありました。
明日もまた、彼らが枕元に現れるのを期待して・・です。
返信する

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