春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

赤城若御子神社。群馬県高崎市箕郷町。

2022-08-11 14:18:06 | 関口文治郎/神社仏閣

昨日、群馬からの帰り、
冷たく心地よい車内で、ちょっと煙草、と、
開けた1センチばかり隙間から38度の熱波が、
一瞬の張り手一発、
車内の冷気、土俵中央でばったり。
熱波地帯だった出張先。


榛名湖はまゆみの群生地、
湖畔を巡ればあちらこちらに、
圧巻は、榛名山の噴火した岩石が堆積している
オンマ谷のまゆみの里。
ここを教えてくれたのは、
山の師匠。
探せない私に、幾度も手間をかけてしまった。

秋になってピンクの果実が開けば、
たかが花、私には、されど、されどの花、
落ち着かなくなります。






1731年に生まれた、
群馬の彫り物師、関口文治郎さんの、
特技は護身術で、免許皆伝を持ってた。
彼には2人の子供がいて、
父親の手伝いをした記録はあっても、
親方として、社寺彫刻をしたという記録がなく、
関口家では、文治郎だけがクローズアップされ、
以後、彫り物師の系図は彼一代で、ぷつり。

👇高崎市、蓑輪町柏木沢、
赤城若御子神社



👇大正10年に造られた拝殿は、
茅葺で落成を記念して、赤城若御子神社と改名し
それまでは、覚満大明神と言われてた。



👇この鳥居の扁額がなければ、
ここで、関口文治郎がここに来ていたと、
気づかなかった。



本殿の小さな彫り物👇
1781年、文治郎50歳の時。





向拝の彫り物が、裏側にあって、
熊谷源太郎さん👇の名は、
熊谷市に住んだ、小林源太郎さんのこと。
のちに、長谷川家の養子になって、
長谷川源太郎さん。その、
👇八代お孫さんが、九代となって新井松雲さん、
大正10年、ここの社殿を飾ってた。
この刻銘がなければ、
関口文治郎さんが、彫ったものと
見てしまいますね。





👇波に鳥の、透かし彫りが、
前掲の北野神社の木鼻の飾りの、
先代・小林源太郎さんの作を、
オマージュしたモチーフと、
組み合わせでした。














暑さに耐える狛犬👇
今日、明日は、
二日後の再度群馬出張に
備えて、ただひたすら、ドテッ ‼
花は、榛名湖ゆうすげの里で





コメント (4)
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