春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

渋川赤城神社

2018-11-10 23:41:15 | 関口文治郎/神社仏閣

 

平成17年 渋川市津久田の赤城神社で、
上州花輪彫刻集団を率いた関口文治郎の名前が出た。
文治郎の資料では一番新しいもので・・。
もともと赤城神社、1774年近郷の村々が、
お金を出し合って完成させた神社。
類焼もあり、ぼやもありで、記録は残っておらず、
冒頭平成17年の改装で、胴羽目の彫刻の裏面に、

東上州上田沢村 彫物師 関口文治郎
安永3年ノ7月〇〇日
弟子 助次良 徳次良 善次良 傳次良 

と、案内看板にも書いています。

文治郎43歳の時で、制作依頼をこなしていて、
最も脂ののった時期。
1770年は前橋の一本木神社本殿、
1773年は、やはり前橋の金剛寺本堂の欄間、
渋川赤城神社は1774年と、
彫物師は一か所の彫刻を完成するのに、
3年から10年。

文治郎が得意な集団を作ったのは、
弟子たちの食い扶持を確保するという役目で、
弟子たちが彫っている現場を。行き来する、社ッ長さん。
ここに、文治郎の作と云えない文治郎作という、
墨書、刻銘が発生するわけで、
資料の当事者が、彫った作と断言できる、
判別はなかなか、できないものです。

👇 訪れたのは6月23日ですので、花も景色当時のものです。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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