松姫・「に組」の手に、心はずませ・・・

病院の帰り、八王子市の心源院に寄りました。
貧血の症状がいまだ改善されていないが、肝炎は全くの正常値になっていると・・


心源院
武田信玄の愛娘、松姫（信松尼）は、
こんな姿で甲斐の国から峠を越えて


武蔵国多摩郡恩方（現・八王子）へ落ちのび
室町時代に造られた
総門をくぐり


心源院へ身を寄せました。
その後松姫は二十一歳で仏門に入り
信松院を建立し、子供に読み書きを教え
養蚕、絹織物の技術を五十六歳まで教えました。
法被姿の八王寺消防記念会の「に組」は
松姫を、思い出の心源院へ時を超えて、
信松院からお連れしたかった・・・と
思いやり


桜の花と散華が舞う四月九日
心源院へお連れしました。


嬉しかったのでしょう！
裏庭の散歩から戻り


本堂にお座りになり、心お安めになったよう・・・


その顔は
まあ！穏やかで！美人で！あられまして・・・
なんとしましょう！




四月十五日までは心源院で拝観でき、
四月十六日の四百回忌報法要で
松姫は八王子織物工業組合付近から
稚児行列に伴われ、
信松院へ
戻られるとのことでした。
松姫像は四月末日迄、信松院で拝観できるとのことでした。