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春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

籠る君は・紫式部。石山寺 ① 滋賀県大津市。

2023-01-23 20:40:27 | 西国33カ所札所




滋賀県大津市、石光山・石山寺
清少納言が立ち寄り、
藤原道綱母がいて、
和泉式部が、恋に破れて籠り、
紫式部は、光源氏の「須磨」「明石」を、
石山寺の離れで、月を見て書き上げる。

紫式部がこもっていた部屋は、
天皇や皇族,高僧の身分の高い人が、
使用する部屋で、
紺地に白抜きの 👇 石山寺の寺紋十六裏菊が、
吊るされているところ。 


1078年1月2日、落雷によって本堂が半焼し
1096年に本堂(国宝)を再建し、
新たな本尊として如意輪観音坐像(重要)を祀る。 

源頼朝が
織田信長の影が、
豊臣秀吉の加護があって、
〆は淀殿の復興の願いで、
今の石山寺が形成されたといい・・・、
     ※※
石山寺の歴史を、ブログにするには
歴史に疎い私の、頭の中は、

とっ散らかって、ギブアップ
西国13番札所に行ったという、
足跡だけにします。

出迎えは、大津市の観光マスコット。
👇おおつ光ルくん
平成21年2月24日:特別住民票を取得 
特技:ローラースケート、和歌を詠む
趣味:草花鑑賞、かるた
好きな食べ物:しじみ飯 
悩み:スポーツが得意なものの、
   衣食住が足りすぎて運動不足



👇硅灰石・国の天然記念物 
 石山寺の名の由来となった岩。



👇東大門・重要。
 寺伝では頼朝によって1190年に建立され、
淀殿が1600年代に、大改修したものだと。













👇参道・振り返って東大門を





奔放な男の恋愛遍歴を書いた
宮廷になじまない、内気な女性
紫式部を
2024年、大河ドラマで
大石静さんが ♪光る君へ♬ 描いて
吉高由里子さんが演じるという

追伸・どなたか
おてんばで、そそっかしく
ひとつ、きらりと光る才能を持つ
清少納言の脚本を‼
女優さんは
レネー・ゼルウィガー さんで




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姨綺耶山(いきやさん) 長命寺 ②-② 滋賀県近江八幡市

2023-01-16 19:40:15 | 西国33カ所札所

👇石段を登って、何でぇ~~
後で判った。
西国31番札所にある、石碑の詩の怪。
作詩家がただ、10番の言い回しが良かったからだと・・。
近江八幡の歴史ある古刹、長命寺。


👇長寿にして、虫歯なし、抜歯痕無く、
お見事。
けど、ちと、よだれの量多い・・。



👇1524年に再建された本堂は重文で、
杮葺きの屋根の曲線はシンプル、
本堂正面は石垣になっていて、
須美壇の、
千手観音、十一面観音、聖観音に会うのには、
👇左の間、外陣から入っていく。


👇本堂正面。
常夜灯の所に、琵琶湖周航の歌の石碑。








👇本堂から廊下がつながって、
1184年には三仏堂が建立され、
1570年頃再建し、
1793年に改造されて現在に。
堂内に釈迦如来立像
阿弥陀如来立像
薬師如来立像の三仏を安置して・・。


👇彩度を落とした、丹塗りの三重塔、
近くで見て、丹塗りの効果でしょうか、
細かいところまで、木造の保存が良く、
庶民の生活とはかけ離れた、贅沢さ ‼




👇 変色した杮葺きを眺めて思う、
豆、芋を主食にし、
アワ、ヒエ、ムギ、魚の干物を食し、
板に石を置いて、飛ばされない屋根で暮らし、
年貢に苦しんだ農民たちには、
観音様は、悪の権化に見えはしなかったかと ‼


619年に聖徳太子さんが開基した
近江八幡市の姨綺耶山
いきやさん) 長命寺
歴史の記録に惑わされて

俯瞰した琵琶湖の
鍬を肩に
細い小袖を、帯で締めた
女性の姿が見えて
幻想から覚めるよう
目をぶるぶる

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柳に雪折れなし命寺、長命寺 ① 滋賀県近江八幡

2023-01-10 11:02:53 | 西国33カ所札所

旅先米原市で、パソコンのファンが止まって、
使うほどに本体が熱くなり、
ドライバーをフロントで借りて、分解。
ファンは、埃は埃を超えて綿状態に・・・。
ダストブロワーは、
フロントの粋なお姉さんの厚意に甘えて、
難を免れたものの、どんだけ埃の中で生活をしてたかと・・。


808段の石段は、きつかった
近江八幡・西国31番長命寺、
330メートルの長命寺山、
長命寺は250メートル辺り、とまでは調べで。
👇長命寺港にある日吉神社にパンパン手を合わせ












出羽三山の石段2200段を登ったのを思えば、
何の ‼と思いたいけど・・・・。





👇あと少し
落ち葉を飛ばすブロワーの音に気を持ち直す。


ご本尊・千手十一面聖観世音菩薩は、
健康長寿、無病息災を授けて下さるというけど、
もう何でもいいと思ったけど、
息切れして休み処の幟を見てたら、
少しづつ、ウン‼ 登ってよかった・・・と。



亀が居た。
駐車場でした。



石段まだあった






着いた・・けど、



👇門をくぐったら、また石段。
追い越したおばちゃんは、石柵につかまって、
『勘弁してぇ~』と言った、共鳴した。



👇琵琶湖が新鮮に見えました。



御詠歌  
八千年やちとせや   柳に長き    命寺 
運ぶ歩みの   かざしなるらん 

これって
柳のような長い、石段を登れば
千年も万年も、
長寿になるということでしょう??

もう登らなくていい訳で
長命寺、ここで一休みのブログです

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悠久の観音正寺②-② 滋賀県近江八幡市

2023-01-07 16:45:13 | 西国33カ所札所

水や土、空気を浄化させる葦、
コイ、ニゴロブナ、ゲンゴロウブナの魚が、
ヒメタニシは葦の茎に張り付いて生活する。
オヨシキリ、バン、カルガモなどは葦群落の中で卵を生み
スズメ、ツバメ類は葦群落を、ねぐらにし、
朝の光芒に穂先の輝きは、
葦の風景は時代劇にも似合い、
どこまで続くのだろうかと・・、

近江八幡市西の湖畔の、葦、ヨシ、葦。

1993年、灰燼に帰し、2004年に再建された、
観音正寺の屋根は、葦じゃなかった。

👇干拓された琵琶湖周辺の地は、田んぼで、
俯瞰して、生活の場を眺めることに、
気は引けるけど、
葉っぱの陰からちょいと・・。



👇2022年は、
聖徳太子が亡くなって1400年経つと・・、


👇弁才天さんもいる。



👇コロナ終息の〇〇地蔵さんが居た。















夕暮れのひと時、
白檀の香りを聞きながら静かに過ごしてみませんか・・と、
ご自身のためだけにお話してください・・と、
毎月3土曜日に観音様の前で、
住職が話を聞く、
繖楽舎(きぬがさらくしゃ) を設けていて・・・

ご開帳では、千手千眼観世音菩薩の膝をこすり、
仏間の裏で、
秘仏・毘沙門天、不動明王、聖徳太子絵伝を拝観し、
安土町を眺め・・
西国32番札所、
繖山(きぬがさやま) 観音正寺を
下ります。







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観音正寺 ②-① 琵琶湖近江八幡

2023-01-03 08:56:46 | 西国33カ所札所


今日までの休みは、いい休養でした。
明日から仕事には戻って、
今月一杯はフル活動月になります。

昨年訪れた滋賀県琵琶湖、
米原市の宿を夜明け前に出発し、
琵琶湖畔のさざ波街道・・中山道になるわけで、
湖に朝焼けが、
山側には、雲からの光芒が壮大でした。

👇400メートルばかりの小高い繖山、
狭い道を登りきると、
数台停められる駐車場にはすでに先客。
伝承で、聖徳太子が開基したという、
1400年の歴史の、繖山(きぬがささん) 観音正寺さん。

西国32番札所
近江西国三十三箇所
びわ湖百八霊場
神仏霊場巡拝の道







👇駐車場から10分ばかり
入山料と公開されていた、
聖徳太子の絵伝、阿迦井観音像の拝観料を、
確か❝1000円❞を払って
・・











観音正寺さんは聖徳太子さん👇が、
605年この地で、自分で彫った
千手観音を祀ったのが始まりだそうで・・
立像は信楽山系・比叡山系を背に・・


👇この辺り安土町
安土城址や西の湖が見えるわけなんですが
歴史の都に足を踏み入れて
関東の在に住む河童、
どこに、それはあるか・・
サッパリ判りません
まぁ~いいっか
次は
1993年焼失し再建された本堂へ参ります



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弁天堂 竹生島 ➂-③ 琵琶湖

2022-12-30 20:13:30 | 西国33カ所札所


湖畔から釣り人の舟に便乗した、
後醍醐天皇、島に漕ぎつけば、
神前に女人が居て、驚く家来、
この島は女人禁制と承って候と言えば、
女人、
弁才天は女人にて
その神徳もあらたなる天女と現じおはしませば
女人とて隔てなし


女人禁制の謂れなき旨を論じるは、
ただ知らぬ人の詞なり・・・・と
そのまま、社殿の中に入ると、
この女人こそ弁才天の化身だった。


130段登った、あと30段ちょい、
よいしょっと、


登り切って、派手な色彩で不動明王。




長浜市辺り、地元の人たちが信仰する、
👇1565年の銘がある、弁才天像
本堂外陣に座す、弁才天です。
秘仏のご本尊は60年に一回開帳、
次回の開帳は西暦2037年・・・
ダハ~~、そのころ私は、
足腰は枯れ木になってる・・・ 


























2022年、冬の竹生島
ミステリアな、空想に取りつかれ
胸をときめかせた竹生島
空想が消えないように
袋詰めして
紐でしっかり縛って・・ウン
竹生島・・今日は
ここでさよならです


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舟廊下、発想にきょとん。宝巌寺 ③ 琵琶湖。

2022-12-27 20:30:22 | 西国33カ所札所

宝巌寺唐門から、ちょっと右を覗くと、
薄暗い廊下で、



豊臣秀吉さんが朝鮮出兵の時に、
作った船の底をひっくり返しての、
天井 ‼ ‼  😲 ‼ になる👇



舟廊下の足場は、
竹生島の崖を利用して、
懸造りで、楔で堅牢に締めてた。



接続しているのは、
秀吉公が寄贈した言う、
都久夫須磨神社の建物には、接続していなくて、
舟廊下の途中で段差があって登り、
都久夫須磨神社へは、
数段の石段を下りてから、
敷地にでるようになっている。
この段差は、崖に合わせたのではなく、
もともとこのような設計で、
この舟廊下も、移築したのかもしれもせんね。



👇都久夫須磨神社というより、
竹生島神社本殿と呼ばれて、親しまれてる。



湖側から見ると、鳥居の向こうに拝殿、
一段高い屋根が竹生島神社で、
船が岸に着くまであと、ちょいッ、
その間に、鳥居さん越しに手を合わせてみる。
汽船が何便も出る時期に来れたらと、思います ‼



👇敷地内の別の建物にふくよかな、
弁才天さんがいた。


本坊を見ながら、石段まで戻って、




手水屋の近くに、
琵琶湖130メートルから汲みあげる、
端祥水、


👇2人のお嬢さんは、数珠ブレスレットを洗い、
私は、ペットボトルを満タンにした。





本堂・弁才天堂まで、石段はまだ、半分
もう巡り終えたという人たちと、すれ違う・・・


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浅井姫の宝巌島 ① 琵琶湖。

2022-12-24 16:01:55 | 西国33カ所札所


その昔
ふたつの山が背比べをしました
伊吹の神が宿る伊吹山と
浅井姫が棲むという浅井山

ある夜 どうしたことか浅井山の背が急に高くなり
次の朝になると 伊吹山を見下ろしていました

ゆるしがたし‼」
怒った伊吹の神は浅井姫に切りつけた

浅井山の頭は切り落とされ、
琵琶湖の中へ転げ落ちた
それが今の竹生島(ちくぶしま)である
琵琶湖の北の方に浮かぶ周囲2㎞の竹生島には
誕生にまつわるこんな言い伝えが残っている

神様同士の争いから生まれた島が
今は、神様と仏さまが共存し
不思議な霊力をもつ島として
信仰を集めている





2つの建造物の国宝
1つの書跡等の国宝
建造物、絵画、工芸品・書跡等の17点は重文。
平安、鎌倉、桃山時代と琵琶湖に現存していて、
全部、拝見することはできないけど、
そんな島に上陸しました。
まだ紅葉が残ってる、
12月13日でした。



奈良時代、行基さんが開き、
2尺の四天王像を作って安置したという。

平安時代中期には、天台の僧の修練の場、
末期には、観音巡礼が盛んになって、
室町時代まで、観音霊場代三十番として、
同時に、地元の弁才天信仰も定着したという。

長浜汽船に乗って三十分。
港から石段中ほどを右に、



ここが西国30番札所、宝巌寺・
ほうごんじ👇
1558年焼失し、焼けた資材は、
秀吉さんの長浜城に運ばれ、
1598年、秀吉さんが亡くなった時、
遺言で、

豊臣秀吉さんの奥方・淀君と秀頼さんが
大阪城から移築したという、
極彩色豊かな、唐門。

御朱印は、さらに上にある
弁才天堂の傍の納経所で頂きます。


2013年からの屋根、彩色の改修工事は、
2020年5月に完成したといいます。
当初、桃山時代の趣が、
蘇ったということでしょうか。















江戸時代の頃には、1300艘の船が、
浮かんでいた琵琶湖
この日は、
我らを乗せた汽船と・・船は?
他に見当たらず
竹生島
 ♪ ちくぶしま
本文・参照・竹生島奉賛会

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谷汲山・華厳時 ① 山門まで7丁 の参道  岐阜県

2022-12-18 11:53:07 | 西国33カ所札所

『お伊勢参りをして信州・善光寺を詣いらないのは、
片詣り・・詣りまっしょ ‼』
と、木曽路をふうふう言い、尻を押されて・・
筑豊育ちの女子4人の会話。
江戸末期の小田宅子さんの「東路日記」を、
俳優高倉健さん
(宅子さんの5代目)

促されて田辺聖子さんが、
「姥ざかり花の旅笠」で現代風に解いた、

愉快な本から。


秩父・坂東を満願して、善光寺にお礼参りはしたけど、
日本百観音霊場に、西国33番札所はまだで、
小田宅子(いえこ)さん風にして、方参り。
善光寺での詣りの時、
西国33番は、いつか参りますと、
約束してた。
それから、だいぶ時が経ってしまって・・

札所の歴史を紐解けば、
知らないこと100%に近いので、
今回も歴史はパス。

👇日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の、
第三十三番札所で結願・満願のお寺
谷汲山・華厳時。
 


👇訪れた2日後の昼から雪が降り、
降る雪に紅葉・・・、参道の風情、
居るときに降ればいいのに・・・
巡礼の人だけでなくても、
風情に触れる人が多いというのが判ります。


一連500円、
柿好きの私は、買わずに置きません。
2連です。


👇7桁近い値段に、回れ右。















宗派 ・天台宗
開基 ・豊然上人・大口大領
御本尊 ・十一面観世音菩薩
創建 ・798年
岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23

12月12日に撮りました
山門・境内の画は、明日に


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出直しにさばさば、

2022-12-16 21:48:51 | 西国33カ所札所
👆西国11番札所 醍醐寺(京都)

きょうは、朝いちばん、
晴れやかな気分になりました。
山道ぐいぐい、
着いた、正法寺👇は西国12番。
山門代わりの、でかい仁王像を背にして、
胸がざわめきました。
ここの敷地のしっとり感、西国札所6カ所巡って、
初めての安堵感。


秩父 坂東の札所巡りを終えた時、
今度の西国では、札所だけではなく、
札所あたりも見聞したいと、
強く、つよく思ってたけど、
巡りだけを消化しようと、
思いが走ってる一両日・・・、
フツ・・ふつとフラストレーション。
地を踏む足に威力が無い。



👆西国12番、正法寺で、巡礼者がお礼に収めた、
額を見ていて、
金持ちも、路銀に余裕のない人も、
巡礼道で繰り広げる辛苦と喜びの、
情景が浮かんできて・・・・。
なんか、すとんと、緊張感が取れた。

西国札所、国宝の建物も、仏像も素晴らしいけど、
それを見ていた、昔の人々の息づかい・・
それが、なかなか見当たらなかった。

11番札所、醍醐寺の金堂👇を見て、


👇山門をくぐって





観音堂の池の渕に座って
威厳の西国33カ所観音巡り
私に、なんか違う・・
思わせ、出直し‼と
京都五条の宿、さばさばして
一杯です

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