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春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

西国25番札所。御嶽山・清水寺。兵庫県加東市。

2023-06-11 11:48:58 | 西国33カ所札所

兵庫県加西市から約1時間、加東市の播州清水寺、
案内書では、歴史は古いけど、
大正2年、多くの建造物は焼失し、
仁王門は、昭和40年の台風で、壊されたとあります。


歩いて間もなく、根本中堂へ通じる石段の周りに、



👇薬師堂があって、




👇大講堂があります。もともとの建物は、
725年聖武天皇が、行基に命じて、
建てたものだといいます。












👇大講堂の側面を進んで、石段を登れば、

👇根本中堂が


👇更に登ると、明治の焼失、昭和の台風で大破したという、
平清盛の聖母、
京都の女御が1157年、建立した、
銅板葺きで、5軒幅の大塔跡地で、


👇ちょっとだけ残っていたシャクナゲを撮ります。


昨日から平常の体温に戻り、明日から
出勤態勢にはいますが
喜んだ昨日、すきっ腹に「ペヤング」一口
「べーぇ~ヤング」だった、味がしない

今朝、沖縄黒糖飴、一粒・・・うまかった


コメント (8)
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巡礼者と一緒に、一乗寺 ③-③ 兵庫県加西市。

2023-06-05 05:46:27 | 西国33カ所札所



兵庫県加西市、西国33所は一乗寺で、
まだ2堂目です、なかなか進みません。
本堂の外陣の天井は、江戸時代の木札が、
格子天井に貼ってあって、
庶民が長旅の疲れを、癒しながら、巡礼者同士の会話が、
聞えるようです。














紫の雲に乗って、
8つの蓮の形に似たこの地に降りた、
法道仙人を祀る、開山堂で、
この辺りには、賽の河原があり、
観光客も、石積みは時間は、親子ともども、
和気あいあいとした風景でした。








今日、これからコロナ検査に行きます
どうやら症状は、コロナ初期症状だと
3~4日前、
仲間が感染し、彼と立ち話
風邪であって欲しいのですが
微熱、空咳、吐き気、胃痛、頭痛、けだるさ
隔離されそうです
コメントは、一旦消しますので
理解くださいますよう


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法華山の法に、一乗寺 ② 兵庫県加西市。

2023-06-03 15:22:33 | 西国33カ所札所








中世、近世には何度かの火災に遭う一乗寺。

春は花 夏は橘 秋は菊  
  いつも妙(たえ)なる法(のり)の華山(はなやま)

👇  本尊・聖観音菩薩



三重塔を見上げる、
嘉吉の乱で焼失し天文2年(1533年)に再建するも、
再び焼失し、1868年(明治元年)に再建された
👇 常行堂 、さらに石段を登ると






姫路藩主本多忠政の援助で、
1628年に再建した、懸造り、
👇本堂(大悲閣、金堂) が。






👇本堂から俯瞰すれば、平安時代に建築された三重塔。
屋根の上の5輪塔の下部、半円の飾りで、
制作した時代が判明したという。







👇 法輪堂(経蔵)


👇室町時代の妙味堂と弁天堂



👇 本堂、重なる台風被害の修復は、
パッチワーク仕様で親しみ沸く、
お寺になってきます。


聖観音菩薩
ここは札所26番で、長い旅をしてきた
巡礼者が残した、証しがなんとも 
(次回)

観音様に、手を合わせることなく過ごす毎日
2堂の観音様に手を合わせたら
日頃の無頼意識が、薄れて
入山札を渡すばっちゃんとの挨拶に
気品を持って、ゆっくりと、慈愛を込めて会釈

持続できないのが、はがゆい
まっ いぃっか




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西国札所26番 一乗寺。① 神戸市加西市。

2023-05-31 07:24:44 | 西国33カ所札所

👆ヒメキンギョソウでしょうか?

投宿した姫路の宿を早く出て、
40分ばかり、曇り空の予想が外れて、
燦燦とした朝陽が眩しい、出だしでした。



👇 車で行けば最初にお参りするのが、駐車場傍の
水子地蔵尊で、眺めてると結構な時間が経ち・・。













朝早くから、長い枝バサミで、
ニョキっと長い草を刈ってる庭師が居て、
挨拶にメリハリが・・・。


8時前ですが、下山の方もいて、






文化財保護の浄財は、500円。


財で最初に撮ったのは、
欠伸をしながら迎えた、猫。


紫の雲に乗った仙人が、
中国、百済を経て日本へ飛来し、
播州賀茂郡(兵庫県加西市)に、
8枚の花弁を持つハスの花の形をした霊山を見付け、
降り立ち、法華経の霊山だとして、
法華山」と号したという。
仙人の名は、法道。

神通力で鉢を飛ばし、米などの供物を得ていたため、
「空鉢仙人」と呼ばれた。 
今でも、兵庫県東部辺りで、伝説として残ってるそうで・・。



西国33観音霊場の26番目
法華山・一乗寺 
👇 常行堂 
 

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西国27番札所、書冩山圓教寺③-③ 兵庫県姫路市。

2023-05-26 16:02:28 | 西国33カ所札所



若い花山(かさん)天皇に、勉強を教えたのは、
紫式部の父、藤原為時。
後ろ盾のない、天皇が、
政治の争いに敗れた時は19歳で、986年。
宮中を捨て剃髪し、仏の門をくぐり、
圓教寺に入山し受戒したのは、比叡山延暦寺でという。

天皇から法皇となった、花山法皇は
中山寺の石棺から、観音霊場三十三カ所の宝印を見つけ、
紀伊国熊野から、宝印の巡礼を
始める。
西国三十三所を決定づけ、御詠歌は、
花山法皇が詠んだ句で、
一堂から一堂まで巡礼する法皇、

道すがらの情景と、
人柄が、ありありと浮かんできます。

書冩山・圓教寺御詠歌
はるばると登れば書寫の山おろし
   松のひびきも御法(みのり)なるらん







👆👇 圓教寺・性空上人が1007年に入寂してから、
祀られた開山堂。
1000年の灯りは、途切れることなく。


国の重文が多い、圓教寺の建造物など、
まだあるのですが、ちょっと疲れ気味です。
今夜の宿取りも気になります。
携帯では思うようにいきません。
で、下山します。

👇魔尼殿を背にして、



👇弁慶が持ち上げたという石を見て



👇ここの橋を渡って・・


👇 歩きやすい参道1キロばかり、
33カ所観音像が、等間隔で立っていて、
飽きさせない。











👇 山門で、外国の家族のお嬢さんが、
仁王さんは「怖い人?」と聞かれ、
外国語なんぞ、あっしはチンプンカンプン、
仁王さんは、
「お寺を守っている優しい、強い男」と、説明するのに、
身振り素振り。
興奮して首を縦に振って、両手を万歳するするのを見て、
内心、
ほんとにわかったのかなと・・呟いて・・

圓教寺・27番札所、5時間の参拝。





町に出て、ローソンのWi-Fiで
喫煙できる宿を確保し、ゆとり満杯になって
夕刻まで
姫路城見学?・・ウン
姫路城だ・・と
明日は早めに宿をでて
👇26番、一乗寺に

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書冩山・圓教寺。②~ 兵庫県姫路市。

2023-05-24 11:24:18 | 西国33カ所札所

西国三十三所札所、関東から最西の場所にあって、
三十三所で最大の規模は、御詠歌👇

はるばると登れば書寫の山おろし 
   松のひびきも御法(みのり)なるらん

この日は山おろしは無く、
照ってる陽は、近畿自然歩道、梢からのやんわり。



👆👇 魔尼殿は2度の焼失後、1933年昭和8年、
落慶された市の重文。

910年、京都に生まれた、橘善行
36歳で出家して性空と名乗り
966年、57歳でここ、書冩山で庵を結ぶ。

4年後、性空上人は、
天人が庭の霊木、桜の木に讃嘆礼拝をするのを見て
桜の木に、如意輪観音像を彫り
魔尼殿を建てて、祀ったのが始まりという



1398年から明治維新まで女人禁制で、
女性はロープウェー発着所が10分程度の
如意輪寺で、札を納めたといいます。













昭和の構築、
構築材もきっちり、痩せもせず整然として、


👇回廊は雨が溜まらないようにでしょうか、
やや庭側が低い、どこの社寺もそうだったろうか、
記憶にありません。


魔尼殿で御朱印を頂いてから、
テレビ大河『軍司官兵衛』のロケ地になった大講堂までは、
魔尼殿の内陣の裏側を、

除草を兼ねた塩で固めた、硬い土の道から
10分程度、



👇 圓教寺の本堂にあたる大講堂や・食堂・常行堂の庭には、
姫路城城主だつた、本多家の菩提寺👇
それぞれ本多忠勝、忠政、政朝、政長、忠国の墓碑である、
五輪塔を安置してる。








👇大講堂・圓教寺本堂
撮っている場所は、
修行僧の寝食をする、
寺宝の展示室になっている食堂から
本多家の五輪塔を囲う建物が見える


👇圓教寺の歴史を、現代人が歴史を遡って
性空上人、
フィルムに収めるとは思いもしなかったでしょう

1578年羽柴秀吉、播磨制圧のために乱入、
魔尼殿の如意輪観音を
長浜の知善院に持っていった
どしてか亦、圓教寺に戻したけど
圓教寺の寺領は減らされ一時、寺力が落ちた



👇 食堂の寺宝展示室









ここにきて、圓教寺の広さ
( ブログ記事も長いけど 
次の札所と宿泊は無理と
悟り?
宿は取り直し、姫路にもう一泊

と腹をくくる

参考
インターネット
西国三十三所(京都新聞出版センター)
圓教寺、設置看板

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晴れて・西国札所27番・圓教寺。①~ 兵庫県姫路市。

2023-05-22 09:37:47 | 西国33カ所札所

姫路市に付いた夕刻、
西国27番札所・圓教寺の場所を確認したのですが、
ナビは田んぼの外れを指し、登山口がない。
ロープウェーでなければ登れないと判って、
この日は、姫路市の宿へ。

👇圓教寺へのロープウェー4分間の、始発は8時15分。
万全を期したのに、
姫路市の道路は、4車線の片側通行で、
2車線目を走っては、右折ができなくて面喰いです。
ゴンドラにでは、『今日のお客様は、あなた様がおひとり』?
乗ってたのは、8人。
みんな圓教寺の関係者なのだそうで・・

この日は雨の予報でしたが、
書冩山しょしゃやま 
訂正です。吹田市の中井さんから、
しょしゃざんと指摘です 
(371m)ロープウェー展望台では、



すっかり晴れて、
数分ばかりところ、👇石段を登ると、



岡本太郎さんの荒々しい筆づかいの、
👇 石碑がありました。



裏側に回ると、この地書冩山山麓で生まれた、
悲壮な幼少期を過ごした、
作家、椎名麟三さんを紹介していた👇





970年に刻んだ、秘仏・如意輪観音様を、
祀っている、魔尼殿までは1キロ、
シャトルバスを利用する方は、
まず、👇 鐘を撞いてからと、案内され・・
ゴ~ン ‼



バスを降りていきなりは、懸崖造りの👇魔尼殿。
建物は、昭和時代に刻んだものでしたが、
威風堂々。





石段の傍に、









魔尼殿に登る石段の脇は、最初の休息所があって、






から
圓教寺の境内は
西国33番札所では最大規模だそうで
魔尼殿から
木の根道の自然散策
奥の院の規模
大講堂・食堂・常行堂や
聞きなれた弁慶の勉強机をみるなど
この日の、札所2カ所を回る予定は
だんだんと、怪しくなてきます


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猫に愛されて、西国札所巡り。兵庫県。

2023-05-17 06:59:42 | 西国33カ所札所


兵庫県に来て今日で4日目、
西国33番札所巡りは、
しっかり計画を立てて出かけたのですが、
関西のお寺さんは敷地が広く、
一カ所3時間ばかり、
足は棒になって・・・
予定通りいかなくて、宿取りに四苦八苦、
3日間で撮った、撮って出しをランダムに・・・。

今日は、まもなく宿を出ますが、
兵庫県は札所番外を1カ所巡りで、終わり、
京都の北端、若狭湾に向かいます。

👇西国27番札所圓教寺


👇姫路城




👇一乗寺の猫と枯れっ花




👇西国25番清水寺


👇西国24番中山寺






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汗をかく観音様とヘマな雷神。正法寺。滋賀県大津市。

2023-01-30 09:45:41 | 西国33カ所札所

福井県、石川県、岐阜県にまたがる白山連峰、
白山信仰・山岳信仰の礎を作ったのは、

越前の修験僧  泰澄和尚。

722年、元正天皇の病気平癒祈願を成満した後、
白山に行く途中、
天皇の勅願所・岩間山正法寺を訪れ、
桂の木で、千手観音像を彫った。


ご本尊は、日が暮れると厨子を抜け出し、
136地獄を駆け巡り、苦しむ人々を、
ことごとく、救済して夜明け前、山に戻った時には、
体中汗だらけ、
当時、歴代天皇の尊崇厚く、
熊野、吉野に並ぶ霊場の一つで、
かなりの隆盛してた、岩間寺=正法寺の観音様は、
♪ 汗かき観音 ♬さんと、呼ばれた。











たびたびの落雷で焼失した正法寺、
雷神さんが、千手観音様に帰依しようと来たのに、
ヘマをして、正法寺に雷を落としてしまった。
一度ならず、2度3度。
泰澄和尚が、千手観音様に聞いたら、雷神の所為だと・・。
で、泰澄和尚、雷神を弟子にし、喜んだ雷神は、
水の乏しい村と、参拝の人たちに雷の災難が、
降りかからないように、
爪で岩を削り、土を掘り起こして、
水を湧かしたという・・。
👇 稲妻竜王社



👇 不動護摩道場









👇 京都、大阪の信徒さんが寄進したもの








滋賀県大津市と、京都宇治市の境に建つ
岩間山・正法寺
こじんまして1300年の歴史に
華美もなく、芭蕉の古池や・・・の句は
ここで詠んだという池があって?
こんもりした山の中
旅の疲れが、いっぺんに吹き飛んだ詣りでした







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石山寺・最古の懸造りは ②-② 滋賀県大津市。

2023-01-25 11:30:17 | 西国33カ所札所

琵琶湖から流れる瀬田川、
硅灰石の石切り場、

巨大な東大寺の建立に必要な資材は、
滋賀県甲賀、高島から伐採した材木を、
瀬田川に流し、ここ660年から始まった、

石切り場に集積場にしていたという。
後、天然記念物硅灰石の上に、建てられたのが、
源頼朝が建立したという多宝塔👇
迫力ある大きい庇は、言葉に無い優美。



👇私が撮っている場所は、
壬申の時代、皇位継承の争いで、叔父に敗れ、
自害した大友皇子を葬ってると云うのですが・・








華厳宗から、
密教、真言宗、天台宗が盛んになった平安時代、
貴族たちの、石山詣が盛んになり、
京から石山寺に籠って夜通し念仏を唱えたという。

1004年には、紫式部が滋賀県最古の本堂で、
光源氏を・・





👇紫式部(左)の供養塔と、
芭蕉句碑、
あけぼのは まだむらさきに  ほととぎす


👇西国33カ所霊場の尊像を拝観します。


👇本堂前には、神事も、仏事にも使える
鎮守拝殿という珍しい、蓮如堂が・・。
奥に本堂の、記録に残る最古の懸造り、
胸が躍ります。




👇その前方に、毘沙門堂。
大阪の大工が大阪で加工、彫刻を施し、
大津の大工棟梁が現地で組み立て、当時としては、
稀有な造営法を取ったという記録。













石山寺の敷地は、登ったり下ったり、広い。
もう、座れるところがあればどこでも、
よいしょっと・・。
ブログ石山寺に載らないファイル
ちょいと、眠ってもらって
石段降りて、参道脇・大黒天に手を合わせ
石山寺、ここで〆です






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