ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

脱原発総選挙

2012-11-11 | Weblog
立冬も過ぎ、今日は冷たい雨が1日中降り続きました。これから、寒さも本格的になります。

1時より町内のNPOの福祉サービス事業所の5周年の催しに参加しました。障がいを持つ子どもの親御さんが、子どもも母親も笑顔でいられるように、生きにくさを抱えた方々と、その家族が地域の中で豊かに生活することを目指し事業所をつくられたとのこと。

移動支援や日中一時支援を利用されている方々は、スタッフのみなさんに支えられ、励まされるのでしょうね。このような公益的NPOが増えていくことで、地域社会が豊かになっていくのだと確信します。

講演のあとの李 政美(イ・ジョンミ)さんコンサートは、聞きたかったのですが、会場の水上隣保館ゆりの礼拝堂を後に、大阪・関電前包囲行動に向かいました。

首相官邸前での11・11 反原発1000000人大占拠に呼応する形で、大阪・関電前は雨の中、多くの方が集まり、知人・友人にも会いました。「私たちは全国の原発で唯一大飯原発を再稼動させた責任がある」と小林圭二さん(元京都大学原子炉実験所講師)が挨拶され、大飯原発を止めよう!との渾身のアピールが続き、服部良一さん(社民党衆議院議員)の大飯原発の活断層を巡る国会・原子力規制委の報告もありました。関電前行動は毎週金曜日に若い人たちが中心となり、粘り強く継続されています。

衆議院の解散も間近のようです。「総選挙で脱原発の候補者を選ぶ人」を増やす をテーマに、「選挙で脱原発を実現する」ための取り組みや提案をしている市民グループがあります。脱原発総選挙~脱原発議員総覧をネット検索してみて下さい。

夕刻からはフェミニズムの旗手・上野千鶴子さん(元東京大学大学院人文社会系研究科教授)が島本に来られ、ふれあいセンターでお話をお聞きしました。「石原東京都政は市民にとって塗炭の苦しみであった。橋下府政・市政も同様に女性センター廃止方針を打ち出し、女性の人権を認めようとしない。主権者である私たちが政治をつくるのだ、お任せではいけない」と強く優しい語り口です。主催者の衆議院議員辻元清美さんとの本音の対談は興味深いものでした。

9月7日衆議院に36名の議員の提案で提出された脱原発基本法案に辻元議員は賛同されています。上野千鶴子さんのお話を通して、国会でも地方でも女性の人権確立・脱原発をめざす政治家が増えていくよう、頑張らなくてはと思いました。


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