6件目は今後の財政収支見通しについて
2015年度までの財政収支見通しが示されました。歳入と歳出の収支はマイナスで基金を取り崩して財源補填した表となっています。自治体財政の健全化を示す経常収支比率は100を超えていますが、2013年からは下がってきています。職員の大量退職の時期が過ぎるためと考えられます。
投資的経費については大型投資として15.8億円(し尿の中間処理施設、水無瀬駅エレベーター、消防デジタル化、雨水幹線)を算入されています。今まで算入していた、リサイクルセンターはエレベーター設置優先のため除いています。当分、大型の公共工事は困難ということでしょう。
現在プロジェクト会議で検討中の行財政改革推進計画案を反映した『健全化後』の表ですが、推進計画案を示さないのは説明不足です。福祉金の削減や使用料の値上げ等、住民への負担がメニューとしてあがっている問題の多い推進計画案です。
12月には発表される予定です。
7件目は流域下水道の制度改革について
島本町は他の自治体と広域で安威川・淀川右岸流域下水道組合を共同運営しています。このような組合が大阪府には8流域・広域下水道組合がありますが、2008年度からは大阪府が一体的に運営を行う制度に変わります。
制度改革の効果としては維持管理経費の縮減、下水道特別会計(納税義務者)の消費税納付額の縮減又は還付額の増加、府資本費の一部について新たに市町村負担の導入など、2008年度試算値で市町村約9億円/年、大阪府約3.7億円/年縮減効果があると示されています。
島本町においては年300万円の縮減となると説明がありました。
このため12月議会では組合解散に向け3件の議案が提出されるということです。下水道一元化はどんな問題があるのか調査して、審議しなければなりません。
以上7件について理事者からの報告でしたが、なんら非公開にする内容ではなく、むしろ住民には説明責任のあることばかりです。議会議員だけが知り得る立場にあるというのは、行政の情報は住民の情報という情報公開の原則にも反します。
2015年度までの財政収支見通しが示されました。歳入と歳出の収支はマイナスで基金を取り崩して財源補填した表となっています。自治体財政の健全化を示す経常収支比率は100を超えていますが、2013年からは下がってきています。職員の大量退職の時期が過ぎるためと考えられます。
投資的経費については大型投資として15.8億円(し尿の中間処理施設、水無瀬駅エレベーター、消防デジタル化、雨水幹線)を算入されています。今まで算入していた、リサイクルセンターはエレベーター設置優先のため除いています。当分、大型の公共工事は困難ということでしょう。
現在プロジェクト会議で検討中の行財政改革推進計画案を反映した『健全化後』の表ですが、推進計画案を示さないのは説明不足です。福祉金の削減や使用料の値上げ等、住民への負担がメニューとしてあがっている問題の多い推進計画案です。
12月には発表される予定です。
7件目は流域下水道の制度改革について
島本町は他の自治体と広域で安威川・淀川右岸流域下水道組合を共同運営しています。このような組合が大阪府には8流域・広域下水道組合がありますが、2008年度からは大阪府が一体的に運営を行う制度に変わります。
制度改革の効果としては維持管理経費の縮減、下水道特別会計(納税義務者)の消費税納付額の縮減又は還付額の増加、府資本費の一部について新たに市町村負担の導入など、2008年度試算値で市町村約9億円/年、大阪府約3.7億円/年縮減効果があると示されています。
島本町においては年300万円の縮減となると説明がありました。
このため12月議会では組合解散に向け3件の議案が提出されるということです。下水道一元化はどんな問題があるのか調査して、審議しなければなりません。
以上7件について理事者からの報告でしたが、なんら非公開にする内容ではなく、むしろ住民には説明責任のあることばかりです。議会議員だけが知り得る立場にあるというのは、行政の情報は住民の情報という情報公開の原則にも反します。