ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

島本町都市計画審議会

2008-01-26 | まちづくり
しばらく更新してなくてすみません。

【1月18日午後 島本町都市計画審議会の傍聴】
案件は通称「楠公道路」の両側25mの用途地域を住居地域からパチンコ店、カラオケボックスなどが建築可能になる近隣商業地域に変更するものです。

「今回の用途地域の変更は、JR周辺の高度利用にとどまらず、西側農地のあり方も含め、まちづくり全体にかかわるもの。都市軸の形成を定めた、町のマスタープラン、総合計画策定時から10年間を経て、社会のあり方、住民の意識も変わっている。案に基づいた住民の意見を参考にすべきである。

審議会に先立って、昨夏に行われた住民説明会、大阪府の公聴会では『今の住環境を保ちたい、変更する前に地区計画(条例制定)をつくりパチンコ店などの規制をすべき』などの住民の意見を尊重すべきではないか」というN委員(議会選出)の意見・質問に大いに賛同いたします。

一方S委員(議会選出)からは「今回の変更は将来を見据えたまちづくりとなる。(地区計画など)あとで考えればいい」という無責任ともとれる意見も。

「変更は認めるが、交番の設置が条件」など。

榊原会長は「景観条例や地区計画などまちづくり全体にかかわるものがあって望ましい」と見解を示され、町が地区計画や景観法にもとづくまちづくりに積極的に取り組むよう付帯意見をつけることでどうだろうかという提案に多数が用途地域の変更に異議なしということで議決されました。

どのような付帯決議の内容になるのか文言は示されていないのでわかりませんが、規制緩和に対して歯止めとなるのか、行政がちゃんと実行するのか、やはり懸念はぬぐえません。



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