ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

女性の政治参加

2014-03-28 | Weblog
今日は福岡県飯塚市よりいいづか男女共同参画ネットワークのみなさん9名をお迎えし、女性議員50%の町議会について、人びとの新しい歩みでお話をさせていただきました。飯塚市は約10万人のまちで
女性議員は28名中2名しかおられない、とのことで女性議員を増やすために島本町議会に学びたいとの事でした。日ごろ男女共同参画の活動をされている方々です。熱心にお話を聞いて下さいました。

島本町の女性議員の推移によれば1981年に4名の女性議員が誕生しています。当時の下村町長は人権意識や男女平等の意識が高く、教育委員に女性の登用や女性議員候補者の掘り起こしなど積極的に女性の政治参加を勧められたそうです。当時の職員さんにお話をお聞きし、町広報誌縮刷版を繰ってみました。その後は徐々に増えています。政党も積極的に女性議員を選出していますが、過去5回の選挙を見てみると民主党からは一度も候補者がでていません。

府内の人口規模の同じ豊能町や熊取町も3名なので、比較しても多いです。女性の政治参加を特別視しない土壌があるように思います。審議会委員なども女性プランの目標50%をめざして、女性委員が増えてきています。国政選挙などの投票率も府内平均より10%高いですし、男性より女性の投票率が高く、政治への関心がある方が多いという特徴があります。

人びとの新しい歩みは女性議員を増やすことも活動の一つですが、自らの選挙と議員活動からしか論じることしかできませんので、客観的な分析が必要だと思います。世界での日本の男女平等の位置は136国中105位とランクが低いです。国政に占める女性国会議員数が少ないということが大きな要因です。そのことからして地方議会の島本町議会としても、女性議員が半数を占めていることを評価し、内外に発信できるようになれば、と思うのですが、どうでしょう。


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