ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

議員定数削減可決

2012-11-19 | Weblog
11月16日の臨時議会における議員定数2名削減の条例案の採決結果の報告が遅くなりました。
午後から、審議の行方を見守るために傍聴されていた住民のみなさま、遅くまでご苦労様でした。

午後4時過ぎから審議は始まり、9時3分に賛成8:反対6の記名投票で条例案は可決しました。以下、表決結果です。
 
賛成議員:清水・伊集院・川嶋・平井・山口・藤原・菅・東田議員
反対議員:高山・河野・冨永・戸田・平野・外村議員

定数削減が議会改革にどのように繋がるのか、住民の利益になるのか、多様な意見を反映する議会を阻むことがないのか、行政チェックの低下につながらないか、議員を減らせという声の背景には議会不信や民意を反映しない議会への不信などがあるのではないか、など質疑を通して提案者に問いましたが、明確な答弁はありませんでした。

議員定数は地方自治及び地方議会の<根幹に係る問題であり議会制民主主義のあり方に係る問題です。議席は議員個人のものではありません。住民のみなさんの意見を聞く機会(公聴会・参考人招聘)を設けることも、少なくとも必要であると判断し、委員会付託動議に賛成しましたが、自公民8議員の反対で、即決となりました。

来春4月の島本町議会議員選挙から、定数14名となります。
少数意見を代弁する多様な市民の候補者が沢山挑戦してほしいのですが、政党や大きな組織のない市民派議員にとっては厳しい選挙です。

来年の選挙に気がそぞろで、今から浮き足だっている雰囲気もありますが、任期の最後まで議員の責務である調査・質問・報告をしっかりと全うします。

その前に12月には国政の方向を決める大事な衆議院議員選挙があります。威勢のいい憲法改正の発言を聞くと、戦前に戻るような恐さに背筋が寒くなります。テレビに写る政治家に、正直、<古いオヤジ政治は止めてくれ〉と叫びそうになります。

原発政策、憲法を選択の判断にします。



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