ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

町営プール開設見送り

2014-03-16 | Weblog
明日は民生教育消防委員会の3日目、2014年度一般会計(教育費)・国民健康保険事業特別会計・後期高齢者医療特別会計・介護保険事業特別会計の審査をいたします。質疑終了後、条例案および各会計予算案の討論・採決となります。

教育費では町営プールの開設見送りについて、質疑が交わされると予測します。地方自治法に定める公の施設である町営プールを廃止する場合は、町営プール設置条例の廃止を議会で議決するという重い判断なくしてはできません。ところが今回、施政方針で示されているのは開設見送りという方針。理由は老朽化が著しく安全快適な運営を継続することが困難なためということ。実質利用できず、住民(特に子どもたち)は不利益をこうむるのですから、議会や住民に納得できる十分な説明がなければなりません。

画像:若山台調整池 今日もゆうゆうとオシドリは水面を泳いでました

核のごみ

2014-03-16 | Weblog
所管の委員会の合間の休日。
庭のサクランボも満開、金木犀の木でウグイスが啼き、畑ではカリフラワーを収穫、春の訪れです。

昨日は「100,000年後の安全」のDVD上映会でした。フィンランド・オンカロの高レベル廃棄物処分場を描いたドキュメンタリーです。18億年も動いていない地層のところに処分場は建設されています。それでも科学者たちは10万年後の安全は保障できないことを伝えていました。

国内の原発の使用済み核燃料の貯蔵量は各原発敷地の貯蔵と六ヶ所再処理工場を含んでも1万7315t。日本の高レベル廃棄物(ガラス固化体)は約27400本あります。これは使用済み燃料をガラス固化体換算も含めているものです。ガラス固化体1本は広島原爆約30発分の死の灰とされています。このような高レベル廃棄物の地層処分ができるところが日本にあるのでしょうか。

先日も愛媛県伊予灘沖で震度5強の地震が発生、伊方原発の近くで、建設計画のある上ノ関原発(山口県)にもさらに近いところが震源地でした。地震国に原発や核廃棄物処分場をつくることの危険性を問うドキュメンタリーでもありました。

画像:カリフラワー 娘の作る夕食のクリームシチューに入る予定