ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

議員研修

2011-07-26 | Weblog
前期議員研修が、7月25日午後1時30分より地方自治法改正をテーマにして行われました。講師は全国町村議会議長会 議事調査部長の三宅 達也氏です。町村議会を取り巻く状況ということで、地方自治法改正(議会関係分)について、また全国の議会改革の動向について講演をしていただきました。

議員定数の法定上限〈島本町の人口では法定数26人 条例上は16人〉の撤廃や議決事件の範囲の拡大〈法定受託事務についてはまだ施行されていない〉、地方分権改革推進計画に基づく義務付けの廃止など地方自治体の自由度の拡大を図るための措置がなされています。議員定数については、国は増やせとも減らせとも言っていないが、地域でしっかり議論を願いたい、ということだそうです。質疑では「多様な意見を反映できるよう議員は増やすほうが良い」との見解を述べられていました。

議決事件の拡充などは議会改革特別委員会で議論している内容でもあり、参考になりました。何のための議会改革か見失ってしまいがちになりますが「議会改革とは地域の民主主義を実現すること」という言葉に目標が定まりました。

前任の方にも、これまで議事運営について問題があった時(不当な扱いを受けたとき)には、個人的にもご相談や問いあわせをしたりお世話になっています。全国町村議会議長会議事調査部は町村議員の強い味方でもあります。

写真:ツチアケビ 〈2つ前の記事の写真の鳥居の横で見つけました。居候植物と言うそうです〉

住民への安全・安心についての報告

2011-07-26 | Weblog
住民の安全・安心に係ることで町長から2件の報告が議会にありました。

1件は7月22日に「淀川の水道原からの放射性物質の検出について」という〈報告〉で大阪府広域水道企業団から情報提供されたものです。以下、掲載しますが、町ホームページのトップに載せるべきです。
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淀川の水道原水からの放射性物質の検出について

〇 平成23年7月21日、大阪府健康医療部環境衛生課が、公衆衛生研究所実施の環境放射能調査において、6月29日に淀川(守口市大庭町)で採水した水道原水から、ごく微量の放射性物質が検出された旨、報道機関に発表しました。
〈別紙〉 しかしながら、今回の測定結果はごく微量であり、そのまま飲用したとしても健康に影響のないレベルです。
〇 企業団では、原水及び水道水(村野浄水場)について、3月から毎日、5月からは週3回、放射能を測定し、これまでに放射能は全く検出されておらず、企業団の水道水が安全であることを確認しています。また、その結果はすべて、企業団のホームページで公表しています。
〇 企業団では、今回の大阪府の報道発表を受けて、本日念のため、大阪府の測定地点に近い庭窪浄水場および三島浄水場の浄水について、放射能を測定し
た結果、いずれも検出されず、安全であることを確認しました。
〇 企業団では、今後とも放射能に関する監視体制を継続していきます。また、放射能が検出された場合は、その結果を公表するとともに、適切な対応を講じ
ていきます。

と言う内容で(別紙)は大阪府が環境放射能水準調査結果のデータが載っています。
「6月29日に淀川(守口市大庭町)で採水した水道原水(浄水処理する前の水)から、次のとおり放射性物質が検出されましたのでお知らせします。」
・放射性セシウム134   0.00033 ベクレル/L
・放射性セシウム137   0.00023 ベクレル/L
・放射性ヨウ素 131   0.0010  ベクレル/L
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2件目の報告は、7月25日「島本町立第二保育所の給食におけるアレルギー対応食と離乳食の取り違えについて」の報告です。

内容要旨は「平成23年7月19日、第二保育所において食物アレルギーの児童2名(1歳児男児及び女児)に対しアレルギー対応食と取り違え,同クラスの一般児童用の離乳食を与えてしまった。職員が気づき途中で食べることを中止させ男児の口の周りには発疹があり、女児には特に反応がなく、しばらく様子を見ていたところ男児の発心も数時間後には収まった。~誤食が起こった原因等としてアレルギー対応食と離乳食の鍋は同型・同色で鍋のふたには明記していたが配膳の際、ふたが入れかわっていた~再発防止策を実施するとして、アレルギー食には異なる鍋を使用する。対応食が完成したらひとりひとりの分を碗に入れ、ラップをかけ名前とクラスを記入する。配膳を別にする。対応マニュアルの見直し、職員の研修を実施する~」というものです。

保育所では大きなアレルギー事故が二度起きていますので、正直、また起きたのかと重い気持ちになりました。本日、民生部長及び次長から説明を聞きましたが、マニュアルを徹底できていれば起きなかったことです。幸い、大事に至らなかったものの、あらためて再発防止の徹底指導を求めたいと思います。マニュアルについては事故後の対応が抜けているので、対応を検討し加えるよう求めました。

細心の注意を払いながらの業務がスムーズにできる職員体制にあるのかも追跡していきます。

写真:モエギアミアシイグチ