昨日、松坂大輔投手の投球をMLBtvでしっかり見ました。結果は5イニング、2ホームランを含む6安打5失点の敗戦投手でした。試合後のコメントによると2回までの投球には反省を示していた様ですが、三者凡退を続けた3回以降の投球には次の登板に繋がると自信を示した様子でした。このコメントに、未だ彼は現在の自身の力を分かっていない様に感じてしまいました。確かに後半の投球の方にイメージが強いのは事実であり、又敢えてポジティブに考えているかも知れませんが、投球全体を見るともっともっと反省の弁が出るべきものと、私には思えました。この程度の投球でも納得してしまうレベルの投手になってしまったかと思うと一種の寂しさ、悲しささえ感じてしまいます。投球内容に触れますが、気になっていたストレート系の球速は最速で91.0マイル、146.4km、平均で89.2マイル、143,5kmと最速ですらメジャー全投手のストレート系の平均球速をも下回る程度でありました。現状の彼は最早球の遅い投手の部類に入ると言っていいかと思います。少しでも高めに浮いたら、世界最強打者のカブレラ以外の打者でも、容易に打てる球威なのです。現地時間28日のフィリーズ戦の登板が決定している様ですが、昨日の彼の投球を見る限り、どうしても厳しい予想しか浮かんで来ないものです。
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