今日のサンデーモーニングで、張本勲氏が昔の速かった投手として金田正一、稲尾和久、江夏豊を挙げていました。今のクルーンより速く、165km位出ていたかもとまで発言していました。その球速推測は兎も角としても、稲尾和久の名前が出てきたのには、正直びっくりしました。私の記憶では昭和33年の日本シリーズから、彼の投球を何度も見ていますが、もの凄く球の切れが良く、且つコントロールも素晴らしい史上最高級の大投手とは思いましたが、その球速が抜きん出ているとは、一度たりとも思った事はありませんでした。同じチームでも、田中勉の快速球に遥かに威力は感じたものです。現に本人も自身の球速を145km前後だろうと発言していますし、昭和31年同期入団の左腕畑隆幸の速球をみて、唖然としたという記事も見かけられます。又野村克也氏も最近の著書で、稲尾和久を絶賛していますが、球速に関しては140kmそこそこだろうと記述しています。素人目ですが、均整のとれた理想的な投球フォームの稲尾和久でしたが、決してもの凄い球速の出る投げ方ではなかったと思います。多分本人の言う145kmだったかと思います。あの大打者張本勲は何故、稲尾和久の名を挙げたのでしょうか?昭和30年代のパリーグで言えば、同僚の尾崎行雄、阪急の左右の両輪梶本隆夫、米田哲也、大毎の小野正一等快速球投手は数多くいた筈です。願わくば、年齢から来るボケでない事を祈りたいものです。
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