メジャー最速左腕、チャップマンの現在の成績は11.1イニングを投げ、被安打4、四球2,奪三振20、失点、自責点なしの防御率0.00と抜群の成績を収めています。今年、現時点で最も改善された点は、昨年50イニングで41個も与えた四球、四球率が驚くなかれ7.38もあったのが、急激に減少した点です。昨年は球速は物凄いものがあったのですが、制球難から乱れていったケースが多く見られたものでした。今年は現時点までは昨年の悪癖は影を潜めているみたいです。しかし球速に関しては、pitchf/xの数値では、昨年のファストボールの平均98.1マイルから、今年は96.9マイルに落ちています。昨年数多く見られた100マイル超えも、今年はあまり見られていません。前回のヘルナンデス投手と異なり、彼の場合は、制球難の解消の為、敢えて球速を落とした投球をしている様に思えます。現時点では、確かに効果を上げてはいるのでしょうが、彼の常時100マイルを超すかの如くの快速球を楽しみにしている者には、少々物足りなさを感じてしまいます。投手が究極に目指すものは、当然勝ちの訳で、スピードガン競争をしているのではないので、仕方がないのですが、史上稀な球速の持ち主なだけに、欲を言えばあの球速のままで、制球が良くなればと思ったりしてしまいます。
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