3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

日米投手の球速(3)

2012-06-30 22:50:38 | Weblog
前回紹介した4人以外の投手にも100マイルを記録するリリーフ投手としては、今日の試合で数回100マイルを計時したボビーパーネル、クレイグキンブレル等いますが、回数としては彼ら4人には及ばないかと思います。前回平均球速97マイル以上を誇る投手のみが100マイルを投げ得る力があると書きましたが、1人だけ例外の投手がいます。それは何回かこのブログに登場しましたジャスティンバーランダーです。彼の今シーズンの平均球速は94.0マイル、151.2kmであり、試合の序盤ではその数字に満たない球速の球も多く観られます。しかし大事な局面では、急にギアアップというか球速が増し、それまで93、94マイルの球速が100マイルに達する事も度々あります。先日の試合でも5球連続100マイル以上を記録しています。昨年のサイヤング投手、やはり実力は破格のものと思わざるを得ません。もしリリーフ投手として1イニング限定で投げたら、どの位の球速をマークするのか恐ろしい気さえしてしまいます。今日の試合でそのバーランダーに投げ勝った左腕デービッドプライスの速球も素晴らしく、最速100マイル、平均95.4マイル、153.5kmの速さを誇りますが、バーランダーには敵わないかと思います。前回紹介の4人とバーランダーが、今シーズンのメジャー最速の5人と言えるかと思います。