昭和47年から62年まで、ロッテオリオンズ、阪神タイガースで活躍した右投右打の外野手です。公称163cmと、プロ野球選手としては最も小柄ながらも、攻守走全てに於いて優れ安定した成績を残しました。脚を結構上げる打撃スタイルながらも、非常に脇の締め方が巧く、本当に穴の少ない打者でした。三振がもの凄く少なく、最も多い年ですら35個しか喫していません。通算被三振率は14.5打数に1回と素晴らしいものです。又脚も非常に速く、通算300近くの盗塁をしていますが、ほぼ同時期に世界の盗塁王福本豊がいた為、残念ながら盗塁王争いにもなっていません。更に守備にも優れ、本当に広い守備範囲を誇っていましたが、肩は決して強くはなかった印象が残っています。全盛期の彼なら、どの球団でもリードオフマンとして欲しい存在だったと思います。
通算成績 1592試合 1506安打 0.276 76本塁打 487打点 294盗塁
通算成績 1592試合 1506安打 0.276 76本塁打 487打点 294盗塁