totoroの小道

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初雪の降る日(4)

2021-03-11 11:06:56 | 4年 国語

初雪の降る日(4)

T:昨日はどこまで学んだっけ?
S:大問題ができました。
S:今日からいよいよ、問題を解いていくんだね。
T:では、今日から大問題に取り組むんだけど、その前に、もう少し確認しておきたいこと、気になっていて大問題に行けない部分はないかな?

S:昨日、みんなが、石蹴りはウサギの罠って行っていたよね。
S:うん。
S:そのウサギの罠について、もうちょっと調べておいた方がいいと思うんだ。
S:大問題は「どうして、なぞなぞを叫ぶとき目をつぶったのか」でしょ、そのあとすぐに罠から抜け出したかどうかを調べておきたいんだ。
S:それなら、罠の始まったところも調べておいた方がいいね。
T:じゃあ、今日は大問題の下調べをするんだね。
S:はい。
T:だれか、今日の目当てをつくって!
S:「罠はどこから始まって、どこで終わるか。」です。
S:いいで~す。

S:最初に、「どこから罠が始まったか」だね。
T:どの段落?
S:一の場面の、小段落2から。
S:一の場面は、石蹴りの誘惑のところだね。

S:しゃがんでいました。
S:ぼくは、「誰が石蹴りしたんだろう」って言うところだと思う。それまでは、ただ石蹴りの輪があると考えずに見ていたけど、考え始めたってことは、もうウサギの作戦にはまり始めたと思うよ。
S:どこまでも続いていました。
S:目をまん丸く。
S:ぼくは、「なんて長い石蹴り」だとおもうな。それまで、そんなずっと向こうまで続いている石蹴りを見たことがないから、びっくりした時点で、まんまとうさぎの罠にはまったと思うよ。
S:ぴょんととびこんだ。飛び込んだ時点で、「は~い、一丁上がり。」みたいな感じ。
S:引っかかったんだ。

T:では、どっちなのか、とりあえず多数決で予想を決めたいんだけど...
S:先生、ちょっと待って。そのまえに、「なんて」を調べておきたいんだけど。
S:なんて=驚き。
S:思いがけないことが起こること。
T:それから問題作って。
S:どのように驚いた。→目を丸くした。
S:なんでおどろいた。→ずっと続く石蹴りなんてないから。
S:だれが驚いた。→女の子。
S:女の子でなくても、他の子供でも驚くと思うな。たまたま、女の子が通ったんだよ。
S:あのね、きっと大人は見つけても石蹴りやらないでしょ。始めから、好奇心のある子供を狙ってたんだよ。
S:そうか、だれか、興味を持ってくれる子供はいないかな~って。こわい!!
S:人さらいだ!!
S:いつ驚いた。→遠くを見たとき。あんなに、向こうまで続いてるなんてあり得ないって!!
S:何m?
S:どこまでもだから、見えるところまで。
S:1kmぐらいかな。

S:石蹴りの輪はいつか枯れたの?
S:直前じゃない。
S:女の子が来る前から書いてあったら、女の子の前に他の子が引っかかっていた。
S:じゃあ、直前だ。
S:ウサギが書いた輪に、たまたま、子供で一番最初に来たのが、この女の子だったんだ。

T:では、罠の始まりは、見つかりましたか?
S:しゃがんでいました。
S:直前に書いた罠を、見つけて、しゃがんで、興味を持って見たところから、始まった。
S:入るまで、完了してないから、ウサギたちは「入れ~」「入れ~」って願いながらずっと見ていた。
S:ぴょんと、飛び込んだところで、罠に引っかかった。
S:もう抜け出せない。

S:今度は、罠の終わりだね。
S:16で、女の子は罠に気づいた。
S:36の中で、罠は終わっている。
S:ウサギの色は..っていう、歌だと思うよ。
S:それは違うよ。だって、たしかにウサギは今までと変わったけど、ウサギはいるし、石蹴りは終わってないよ。
T:問題を作って!
S:歌を歌った後、ウサギはいるのか、いないのか?
S:全員で、いる!!
S:ということは、ウサギが消えたところが、本当の罠から出られたところだね。

S:「この歌に合わせて跳びながら」ってあるよね。「この」は指示語だね。指示語は調べた方がいいよ。
S:どの歌→「うさぎの白は...」
S:誰が歌う歌?→ うさぎ
S:だから、このウサギの歌がある間は、まだだめだよ。
S:37から後は、うさぎが出てこないから、完全に終わっている。
S:「よもぎ、よもぎ、春のヨモギ」だね。
S:やっぱり、おまじないをちゃんと唱えないと、罠は終わらないんだ!!

T:では、今日分かったことは?
S:始まりは、女の子がしゃがんだところ。終わりは、「よもぎ、よもぎ」とおまじないを唱えたところ。
T:では、まとめましょう。


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