初雪の降る日（６）

初雪の降る日（６）

T：では、大問題を解決していきましょう。
T：大問題は、何？
S：どうして、なぞなぞを叫ぶときに目をつぶったのだろう。
T：それに対して、5つの予想が出ました。その中から、みんなの選んだ予想はどれ？
S：冷静になるために目をつぶって集中した。

S：目をつぶった理由は直前にあるはずだから、「女の子は目をつぶって」の直前の、「このとき、女の子の．．．。」の部分を調べたらいいと思います。

T：ではみんなで、調べましょう。
S：まず切る。

このとき／女の子の／頭に／ふっと／すてきな／なぞなぞが／浮かびました。

ふっと2人　素敵な2人　なぞなぞ5人　あとは「浮かびました。」

S：めをつぶろうと思ったのはいつ？
S：浮かびましたってあるから、浮かんだ瞬間目をつぶったんだよ。
T：「浮かぶ」から、問題を作って。
S：浮かぶって何?
S：１　思いつく。考えが頭の中に浮かぶ。
S：２　よい考えが出てくる。
S：３　隠れていた物が表面に出てくる。
S：この場合、絶対に２だね。
S：いい考えが出てきた。
S：よい＝十分だから、ウサギに十分負けない考え。

S：じゃあ、「何がよい考え」かを考えるんだね。
S：よいなぞなぞが浮かびましただね。
S：いいで～す。

S：何が十分なの？
S：うさぎたちを、だませるぐらい、いいなぞなぞ。

S：「よもぎ、よもぎ」は言えないのに、どうして「ウサギの色は．．」は言えるの?
１　うさぎたちに、女の子がおまじないを諦めたと思わせる。
２　おまじないじゃないから言えるはず。
３　うさぎは、もう「よもぎよもぎ」は知っているから、知らないなぞなぞを言うことにした。
４　たくさんの小さい者たちが応援してくれた。

多数決の結果＝３　うさぎは、もう「よもぎよもぎ」は知っているから、知らないなぞなぞを言うことにした。

S：あのね、調べていて分かってきたんだけど、なぞなぞを言うしか抜け出る方法がないから、「叫んだ」でしょ。
　　叫ぶ時点で、もう冷静じゃないと思う！！
S：あっ、そうだ！！
S：なるほど。
S：先生、４は違うよ！！
T：では、この時間は４は違うことが分かった。もう一度やり直しってこと?
S：はい。
S：ふっとは、急に出てきたのだから、そのことだけに集中していたらふっと出てこない。