本格的な降雨の季節を考えると、どうしても最大の弱点が気になり、「もう完成」と言う事にした水泥地に、また一日費やした。
上部の丸太ダムから放水路で氾濫を防ぐ仕掛けをしてあるが、手を入れる前に自然形成された、隣の沢への落下口に築いた畦が小さいのだ。盛る土が無かったから、ギリギリの高さと幅で設えたが、一旦水量が増加すれば簡単に破られて「元の木阿弥」になりかねない。
最終段の浸食溝を再度整形しながら土を確保し、幅も高さも「これなら安心」という仕様に出来た。仮に水量が増加しても、下の段との境の畦の方が低いので、氾濫しても行き先は出口へだ。これでようやく安心できた。